昨日の記事の続きです。いよいよプレビューとなります。
今田は『神河物語』のストーリーの中心人物ですから、ストーリー面からのプレビュー第一号となるに相応しいと言えます。
武士道、警戒による戦闘能力は高いですが、それより重要なのは破壊不能(当時は、「このカードは破壊されない」)でしょう。
前ブロックのミラディンブロックで登場したものですが、その時はダークスティールという特殊な素材で作られたアーティファクト、というフレイバーを持っていました。
神河においても、破壊不能を持つことはフレイバー的に意味がありました。神々の中でも上位の存在が、それにまつわる能力を持つからです。今田の場合、《奪われし御物》によって破壊不能を得ていました。それが登場するのは後の『神河謀叛』になりますが……。
構築での活躍は今一つでしたが、ストーリーを表しているフレイバー面は充分と言えるでしょう。
余談
以下の神河の記事は、コンセプトアートが表示されませんでしたので、飛ばします。
KONDA AND EIGANJO CONCEPT ART Posted in Arcana on August 30, 2004
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/konda-and-eiganjo-concept-art-2004-08-30
私に関して言えば、ストーリーに関連したカードをお見せするのが仕事ですね。でも、今回の神河物語ぐらい多くの選択肢があるものはありませんでした。しかし、その中でもこれは完璧な役割を果たすでしょう。
今田は権力を得るまで戦場でさぼっていたわけではなく、それはカードにも現れています。彼は武士道を持つ強力なクリーチャーです。これは側面攻撃や挑発と並ぶ、純粋な戦闘能力です。ブロックされなければ、彼は 3/3 とまあまあです。しかし、彼が一度戦闘で他のクリーチャーと出会えば、彼はただちにすごい勢いを見せます。武士道はクリーチャーにブロックしたりブロックされたりしたときにボーナスを与えるのです。多くのクリーチャーの武士道のボーナスは +1/+1 とか +2/+2 ですが、今田はその強さを示す +5/+5 なのです!セットが何であるかにかかわらず、8/8 の攻撃クリーチャーなりブロック・クリーチャーとして立ちふさがるものはそう多くはありません。さらに、彼は警戒という、昔からの能力に与えられた新しいキーワードを持っています。これは、攻撃に参加してもタップしないことを意味します。つまり、今田は毎ターン攻撃に参加して、その上で 8/8 ブロック・クリーチャーとして控えられるのです。他の神河の面々に対する今田の力とか、それを守るために彼が果たしている役割を考えれば、かなり納得はいきますけどね。
そしてこれでも十分強力でないとばかりに、彼は破壊されないのです。これはダークスティールのメカニズムの凱旋帰国です。つまり、彼は 3/3 なり 8/8 なりのブロックもできる攻撃クリーチャーというだけでなく、ほとんど殺すことができないのです! これ以上最前線にふさわしく、攻撃型の白デッキにとって目玉となるクリーチャーがいたでしょうか? ストーリー的には、この破壊されない能力は何を意味するかというと……えーと、ちょっと待ってくださいよ。何を意味するか、ですか? 単なる人間が、永岩城の主とはいえ、破壊されないなんて事があるんでしょうか? いったい何が起こってるんでしょう? ふむ。どうも、思ったより早く何かが見つかりそうな気がしますね。
(ところで、今田のタイプにもご注目を。神河物語は伝説のパーマネントに対して新しい世代をスタートさせるもので、その種類も様々です。まあ、詳しくは開発部の面々に任せることとしましょう。)
ここまで独特の登場人物や可能性のある物語は、レジェンド以来ですね。どうやら神河物語に関しては、カードでもクリエイティブな面でも、長い話になりそうな気配です。それでは、神河の世界にどっぷり浸かって、お楽しみを……まあ、少なくともこの世界の存在する限りは。
引用元
MTGCOM_FEATURE_227 更新日 Feature on 2004年 8月 30日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/mtgcomfeature227-2004-08-30
今田は『神河物語』のストーリーの中心人物ですから、ストーリー面からのプレビュー第一号となるに相応しいと言えます。
武士道、警戒による戦闘能力は高いですが、それより重要なのは破壊不能(当時は、「このカードは破壊されない」)でしょう。
前ブロックのミラディンブロックで登場したものですが、その時はダークスティールという特殊な素材で作られたアーティファクト、というフレイバーを持っていました。
神河においても、破壊不能を持つことはフレイバー的に意味がありました。神々の中でも上位の存在が、それにまつわる能力を持つからです。今田の場合、《奪われし御物》によって破壊不能を得ていました。それが登場するのは後の『神河謀叛』になりますが……。
構築での活躍は今一つでしたが、ストーリーを表しているフレイバー面は充分と言えるでしょう。
余談
以下の神河の記事は、コンセプトアートが表示されませんでしたので、飛ばします。
KONDA AND EIGANJO CONCEPT ART Posted in Arcana on August 30, 2004
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/konda-and-eiganjo-concept-art-2004-08-30
神河自作 - 考察:象徴的クリーチャー
2020年4月7日 Magic: The Gathering先日のドラゴンサイクル(※1)の続き、あるいは補足的内容です。
象徴的クリーチャーのうち、天使やスフィンクスなどは神河の世界観には合わないので、その代わりとして、レアの大型生物を担っている面があるでしょう。
他の次元でも、象徴的クリーチャーがいないことはあります。
最近だと、『エルドレインの王権』では天使、スフィンクス、デーモン、『テーロス還魂記』では天使、がいません。
同様にドラゴンサイクルがいる、という点で言えば、『タルキール覇王譚』ブロックでは天使とスフィンクスがいません。
ヤマタノオロチをモチーフにしたハイドラをつくれば、『タルキール覇王譚』と同程度になります。だからどうだという訳ではありませんが。
大口縄は、ヤマタノオロチがモチーフのようではあるのですが、カードタイプはドラゴン・スピリットであり、ハイドラではありません(「神」でないのも気になるところですが)。
改めて、ヤマタノオロチをモチーフにしたハイドラを作るのもアリかもしれません。
※1
神河自作 - 考察:ドラゴンサイクルのリメイク
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202004052123209977/
象徴的クリーチャーのうち、天使やスフィンクスなどは神河の世界観には合わないので、その代わりとして、レアの大型生物を担っている面があるでしょう。
他の次元でも、象徴的クリーチャーがいないことはあります。
最近だと、『エルドレインの王権』では天使、スフィンクス、デーモン、『テーロス還魂記』では天使、がいません。
同様にドラゴンサイクルがいる、という点で言えば、『タルキール覇王譚』ブロックでは天使とスフィンクスがいません。
ヤマタノオロチをモチーフにしたハイドラをつくれば、『タルキール覇王譚』と同程度になります。だからどうだという訳ではありませんが。
大口縄は、ヤマタノオロチがモチーフのようではあるのですが、カードタイプはドラゴン・スピリットであり、ハイドラではありません(「神」でないのも気になるところですが)。
改めて、ヤマタノオロチをモチーフにしたハイドラを作るのもアリかもしれません。
※1
神河自作 - 考察:ドラゴンサイクルのリメイク
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202004052123209977/
神河当時 - 神の乱と住民
2020年4月7日 Magic: The Gathering昨日の記事の続きです。主に次元の概要、定命の住民の様子を説明しています。
神河の各地域・各住人の基本的な設定と、神の乱での動向が描かれています。神の乱で信仰を変えた住人だけでなく、未だに邪神を信仰するもの、それ以前から神と戦う術を持っているものなど、様々です。
また、「竹沼の他に行くところがありません」「他の神河の住人にはほとんど知られざる種族」など、あまり交流が活発でない住人が少なくないのかもしれません。
さて、この世界の話が出ましたので、ちょっとここの次元を覗いてみましょう。時:ミラディンが創造者の漠然とした考えでしかなかった時よりも遥か昔。場所:伝統と精霊に深く根ざした地、神河の世界。人々の記憶よりも遠い過去では、彼らは風や光や成長そのものなど、あらゆる物に宿り力を与えている強力な精霊、神を崇拝していました。神はあらゆる物を生み出し支配することを理解していた人々は、これらの精霊を敬っていました。現実の世界と精霊の世界は、何世代にもわたって協調して生きてきたのです。
しかしその協調は、ある日神の一団が霊都と呼ばれる村に突然襲い掛かったことで崩れてしまいました。村人は皆殺しにされ、そこから精霊とその崇拝者である死すべきものとの戦い、神の乱が始まりました。もちろん、死すべきものの世界にとってすべての情勢はよろしくないですが、かと言って失うものを考えれば、これは絶対に負けられない戦いなのです。その一方で、彼らはそもそもこの乱がなぜ始まったのかを知りません。数年もの間、神は意志を示したり交渉ごとをしたりということにほんの少ししか興味を示していませんでした。ならば、何が彼らをここまで怒らせたのでしょうか? 誰かがそれを、できるだけ早く見つけなければいけないのです。神が死せるものの文明を滅ぼしてしまう前に。
このセットとそこでのストーリーは、最も争いの激しい一地域にスポットを当てています。そこは神河を何世代にも渡って統治し続けている一族、君主今田によって治められています。彼は永岩城の間から、彼が最も信頼する、この地でもっともよく知られた戦士である武野御大将率いる巨大な侍の軍団に命を下しています。しかし、彼の権威や権力でも、この殺戮を止めることは長いことできませんでした。永岩城自体に神の攻撃が届くことは無かったのですが、武野の軍勢は、神の脅威に対しては全力をつくしても効果がありませんでした。多くの屈強の兵士が大名の地を守る中で死んでいきました。
狐人は今田と漠然とした同盟を結んでいて、彼らの武術や霊的力を永岩城の主のためにいつも貸し出していました。落ち着いてはいるものの人の悪い狐は、知恵深い僧侶や腕の立つ戦士を生み出しています。永岩城を囲む薄の野に住む彼らは、城の飽食で華美な貴族たちに比べればシンプルな生活をしていますが、彼らにとってはそれでよかったのです。彼らは神の怒りの根源を捜し求めていて、多くのエネルギーを、なぜ彼らの若者の血が流されるに至ったかを探すことにかけています。
世界で最も大きな川の一部である神滝は、神河で最も学識の高い学者たちの地です。人間の魔導師たちはこの滝の眼前や上に水面院を設立しました。そこは多くの才能あり前途有望な魔道士が世間から離れ、神河で最も大きな書庫で研究をし、秘儀を学ぶ場所です。しかし、その滝にあるのはそればかりではありません。上空の雲には、地上に住む人たちに“月の民”と呼ばれている空民の住んでいる都市があります。彼らは優美で知的な謎に満ちた種族で、どちらかというと自分たちの雲の都市にとどまることを好み、自分たちの怪しげな目的を追っています。神の乱のような真剣な事態でも起こらないかぎり、彼らは自分たちの重厚な故郷からは降りてこなかったでしょう。
竹沼は不名誉が満ちた腐れた場所で、あらゆる堕落した者たちの住処です。身勝手や臆病などで自らの名誉を失った侍は落武者と呼ばれていますが、彼らは大抵竹沼の他に行くところがありません。ネズミの姿をした鼠人は邪悪な魔法と傭兵家業と盗みの中で生きています。しかし、竹沼の最も邪悪な住人は大峨です。乱の始まりから神を見捨てた神河の他の住人とは異なり、大峨はいまだに邪悪や死といった力を操るねじくれた悪魔的な神、鬼を崇拝し続けています。大峨の歩くところ、彼らの主たる鬼の気まぐれを満たすための血が流れていくのです。
霜剣山の頂には、多くの独自の部族が隠れています。悪忌と呼ばれる小太りで甲羅を背負ったゴブリンは、ひどい悪ふざけを好み、その悪ふざけとやらで犠牲者を狩り立て奪い取ることで生きています。強力な頭である伍堂に率いられた人間の山賊も同様に霜剣山をうろついていて、人も神も関係なく襲い掛かっています。熊野という名の魔術師は、神に対して特に有効な魔術や闘う業を心得ている放浪の巫である山伏の中でも、最も強力な一人です。事実、彼は再三にわたって、神を屠る秘密を知っていると噂されています。しかし彼がそれを知っているとしても、それを誰とも分かち合うことは無いでしょう。そしてまた、赤に属する鬼を崇拝する大峨が住む真火砦があります。真火の主の碑出告は、日夜自分の力を増すために動いています。そこには他にも鬼に仕えることを拒んだ大峨が住んでいますが、彼らは霜剣山や竹沼には寄り付こうとしません。
樹海は巨大な密林で、多くの隠された秘密に満ちています。白の僧侶たちを別とすると、樹海の住人は神河すべての神に対して、もっとも近い関係と最も深い信仰を持っていました。それはつまり、彼らが乱により特に手ひどい打撃を受けたことを意味します。道三に率いられた人間の僧は、人里離れた森で平和に暮らし、悟りを求めていました。しかしここにすら神は姿を現し、これまで悟りのためにのみ身体を鍛えてきた僧の業を戦いに向けさせることとなったのです。蛇の姿をした大蛇人は、他の神河の住人にはほとんど知られざる種族で、霊都の虐殺まで数十年の間、樹海の僧以外とは接触したことがありません。しかし、彼らも神の怒りを感じ、短気な若者の中には大蛇と人との間の協定に疑問を感じ始める者もいました。神の怒りの原因は、やはり人間にあるのではなかろうかと……。
このブロックの中心となるストーリーは、これらの神の乱に対する疑問点を、読者として、プレイヤーとして、見つけていく道なのです。物語は神河で最も高い名誉を受けた一族の若き末裔、梅澤俊郎の姿を追っていきます。しかし彼は梅澤家でははみ出し物で、自分以外のことには感心の無い落武者の悪漢であり、傭兵であり、盗賊なのです。しかし、神の乱は彼に、生き残るための戦いを強いることとなりました。偉大なる君主の娘である今田魅知子はもう少し身勝手ではない人物で、この二人が真実への道を求めて闘っていきます。このどちらかが、求めている物を見つけるのでしょうか? 死せるものの世界は、それが向けられるはずの軍勢と戦うための祈りに満ちるのでしょうか? それらは、小説の中で明らかにされていく疑問なのです。
引用元
MTGCOM_FEATURE_227 更新日 Feature on 2004年 8月 30日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/mtgcomfeature227-2004-08-30
神河の各地域・各住人の基本的な設定と、神の乱での動向が描かれています。神の乱で信仰を変えた住人だけでなく、未だに邪神を信仰するもの、それ以前から神と戦う術を持っているものなど、様々です。
また、「竹沼の他に行くところがありません」「他の神河の住人にはほとんど知られざる種族」など、あまり交流が活発でない住人が少なくないのかもしれません。
神河自作 - 考察:時系列
2020年4月6日 Magic: The Gathering
『神河物語』ブロックは、現在のストーリーの時系列からはかなり昔の出来事とされています。
そのため、現在のストーリーとつなげるのが容易ではありません。再訪が難しいのはこうしたことも一因のようです。
これはプレインズウォーカーをストーリーの中心とする方針の結果でもあるでしょう。すでにいずれかの次元に登場したプレインズウォーカーが、また次のプレインズウォーカーに登場する、となれば、それらプレインズウォーカーがいないような未来や過去の話が出来ないということです。
神河に再訪=タミヨウを出す、ということから、『神河新生』は現在の神河を想像しました。しかし、神の乱から間がありすぎるため、定命の住民、特に伝説のクリーチャー達を生きたまま再登場させるには無理があります。継続して登場できるキャラクターが限られているのは寂しい、とも思いました。
そうしたことを考えると、神の乱からさほど間が経っておらず、伝説のクリーチャーを再び出せる時代の神河を扱うのもありではないかと思い始めました。
公式で再訪する場合、過去のセットがはるか昔であることはネックですが、非公式でオリジナルエキスパンションを考える場合、利点にもなります。過去の神河で大規模な変化が起きたとしても、公式設定での現在の神河のように変化するまでの時間は充分にあるからです。極端な話、次元が崩壊寸前まで行ったとしても、千年以上の時間をかけて復興した、とすることができます。
今度のエキスパンションでは、昔の神河を扱い、タミヨウと神以外の住民を再登場させるかもしれません。
神河ブロック
ストーリー上の時系列で言えば、それより先に出たエキスパンションの時代よりも大きく遡っており、かなり古い時代の出来事にあたる(→ドミナリア年表)。
引用元
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%A5%9E%E6%B2%B3%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
※ドミナリア年表のリンクは以下
https://web.archive.org/web/20181105162520/http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/7662/dominiatl.html
ドミナリア/Dominaria
年表
AR3200頃 ウルグローサ/Ulgrothaの大破壊の影響により、ドミナリアと神河/Kamigawaが繋がる
~AR3220 梅澤俊郎/Toshiro Umezawaがマダラ/Madaraへ連れてこられる
(中略)
AR4565 カラデシュ開始時点~ドミナリア
引用元
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%A2/Dominaria
そのため、現在のストーリーとつなげるのが容易ではありません。再訪が難しいのはこうしたことも一因のようです。
神河
(中略)
物語の継続性:小さな物語
『神河』の物語はほとんど終わりを迎えているが、拾うことができる伏線はいくつか残っている。ただしどれも現在の物語にそれほど関わるものではない。物語的に最大の可能性があるのは、神河出身のプレインズウォーカー、タミヨウの周辺である。現在の物語において神河の話が出てくるのはほとんどがタミヨウを通してなので、再訪はおそらく彼女に焦点を当てる必要があるだろう。
引用元
Making Magic -マジック開発秘話- 2018.11.13 ラバイア値 その1
https://mtg-jp.com/reading/mm/0031380/
これはプレインズウォーカーをストーリーの中心とする方針の結果でもあるでしょう。すでにいずれかの次元に登場したプレインズウォーカーが、また次のプレインズウォーカーに登場する、となれば、それらプレインズウォーカーがいないような未来や過去の話が出来ないということです。
神河に再訪=タミヨウを出す、ということから、『神河新生』は現在の神河を想像しました。しかし、神の乱から間がありすぎるため、定命の住民、特に伝説のクリーチャー達を生きたまま再登場させるには無理があります。継続して登場できるキャラクターが限られているのは寂しい、とも思いました。
そうしたことを考えると、神の乱からさほど間が経っておらず、伝説のクリーチャーを再び出せる時代の神河を扱うのもありではないかと思い始めました。
公式で再訪する場合、過去のセットがはるか昔であることはネックですが、非公式でオリジナルエキスパンションを考える場合、利点にもなります。過去の神河で大規模な変化が起きたとしても、公式設定での現在の神河のように変化するまでの時間は充分にあるからです。極端な話、次元が崩壊寸前まで行ったとしても、千年以上の時間をかけて復興した、とすることができます。
今度のエキスパンションでは、昔の神河を扱い、タミヨウと神以外の住民を再登場させるかもしれません。
神河当時 - 萬の物語
2020年4月6日 Magic: The Gathering
ストーリー面からの『神河物語』プレビュー記事です。
神河では伝説のクリーチャーが多く登場します。その中には、メインストーリーに絡む主要キャラクターもいれば、そうでないものもいます。ただ、本筋に関係ないキャラクターでも、それぞれにストーリーが与えられており、公式サイトで見ることができます。
https://web.archive.org/web/20080310200251/http://www.wizards.com/magic/displayexpansion.asp?set=chk&page=3&lang=ja
もし、この時に英雄譚があれば、そうしたストーリーもカード化されたのかもしれません。
あるものは神河を「萬の物語の地」と呼びます。しかし、これらの物語も、神がその意志を貫き通したら、悲劇として終わってしまうでしょう。神河物語では新たな次元が登場しますが、そこは今深刻な状況に陥っています。血に飢えた大峨や策略に長けた学者から自らの崇拝者を襲う神のごたごたまで、確かにそこには千の物語があるようです――あるいは、それ以上の。
日本の神話や伝承に漠然と結びついている神河の世界は、現在のクリエイティブ的な能力を真の意味で試すいい機会です。確かのそこには小説で語られるであろう中心となる物語はありますが、このセットの多くの伝説のクリーチャーは、アーティストやフレイバー・テキストのライターにとって、その中心の物語から枝分かれした、あるいはまったく関係の無い、一つの物語を生み出す機会を与えてくれるのです。もちろん、この物語のうちのいくつかはすでにオフィシャルの神河物語のウェブサイトで語られていますが、あなたたちプレイヤーには、それよりもさらに多くの物語を探し、想像することができるでしょう。私たちが思うに、これはいいことです。私たちは皆さんに、単なる一つの物語にとどまらない豊かな世界と興味深いキャラクターを与えてあげられることを意味するからです。
引用元
MTGCOM_FEATURE_227 更新日 Feature on 2004年 8月 30日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/mtgcomfeature227-2004-08-30
神河では伝説のクリーチャーが多く登場します。その中には、メインストーリーに絡む主要キャラクターもいれば、そうでないものもいます。ただ、本筋に関係ないキャラクターでも、それぞれにストーリーが与えられており、公式サイトで見ることができます。
https://web.archive.org/web/20080310200251/http://www.wizards.com/magic/displayexpansion.asp?set=chk&page=3&lang=ja
もし、この時に英雄譚があれば、そうしたストーリーもカード化されたのかもしれません。
ドラゴンの5色サイクルは、時折認められるものであり、『神河物語』はその一例です(※1)。
『神河新生』においても、同様に死亡誘発能力を持たせたドラゴンサイクルを作成しました(※2)。ただ、作って思ったのは、あまりにも同じようにし過ぎた、ということです(※3)。
これらの点を踏まえて、どうリメイクするべきだったかを考えてみました。
マローによると、ドラゴンサイクル(と武士道と忍術)は神河の中でも成功したものらしいです。
そう考えると、ドラゴンサイクルを取り除くのは考えにくい事でしょう。
また、レアのドラゴンなので、大型飛行生物という点も変わりません。点数で見たマナコストやサイズはある程度ばらけさせることが出来ましたし、そうすべきだったと思います。
1つ前の日記で述べた通り、死亡誘発型能力をつけたのは、疑似的な除去耐性という理由でつけられました。いわばメカニズム的・パワーバランス的な理由でつけたものなので、フレイバー的にそうでなければならない、というものではありません。
そう考えると、一番変える余地が大きいのは死亡誘発型能力でしょう。
他に変える点があるとすれば、単色であることでしょうか。それぞれのドラゴンは各色の住民の生息地(竹沼、樹海など)の守護者、という設定です。《大蛇の大魔導師、かせ斗》という青緑の組み合わせが現れたことから、「交流が深まったなどの理由で、生息地の住民の色は2色に増えた」という物語を考えれば、ドラゴンも2色にできるでしょう。
※1
神河資料 - ドラゴンサイクル
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202001311831162466/
※2
神河自作 - ドラゴンサイクル
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912132130328020/
※3
神河自作 - 考察:5色サイクル
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202003212049325732/
『神河新生』においても、同様に死亡誘発能力を持たせたドラゴンサイクルを作成しました(※2)。ただ、作って思ったのは、あまりにも同じようにし過ぎた、ということです(※3)。
これらの点を踏まえて、どうリメイクするべきだったかを考えてみました。
マローによると、ドラゴンサイクル(と武士道と忍術)は神河の中でも成功したものらしいです。
lofrothepirate asked: I’m sad to see that R&D seems to regard Kamigawa block as such a failure; it seems like it never gets mentioned except as an object lesson in what not to do in a Magic set. Is there anything about the block Wizards thinks of as a success?
There were individual cards that were a success. The dragon cycle was a success. Bushido needs a new name but it was a fine mechanic. Same with ninjutsu although it’s a bit narrower than bushido.
引用元
http://markrosewater.tumblr.com/post/56674497295/im-sad-to-see-that-r-d-seems-to-regard-kamigawa-block
そう考えると、ドラゴンサイクルを取り除くのは考えにくい事でしょう。
また、レアのドラゴンなので、大型飛行生物という点も変わりません。点数で見たマナコストやサイズはある程度ばらけさせることが出来ましたし、そうすべきだったと思います。
1つ前の日記で述べた通り、死亡誘発型能力をつけたのは、疑似的な除去耐性という理由でつけられました。いわばメカニズム的・パワーバランス的な理由でつけたものなので、フレイバー的にそうでなければならない、というものではありません。
そう考えると、一番変える余地が大きいのは死亡誘発型能力でしょう。
他に変える点があるとすれば、単色であることでしょうか。それぞれのドラゴンは各色の住民の生息地(竹沼、樹海など)の守護者、という設定です。《大蛇の大魔導師、かせ斗》という青緑の組み合わせが現れたことから、「交流が深まったなどの理由で、生息地の住民の色は2色に増えた」という物語を考えれば、ドラゴンも2色にできるでしょう。
※1
神河資料 - ドラゴンサイクル
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202001311831162466/
※2
神河自作 - ドラゴンサイクル
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912132130328020/
※3
神河自作 - 考察:5色サイクル
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202003212049325732/
昨日の記事の続きです。
ストーリーも決まったところで、いよいよプレビューカードです。
レジェンドをテーマにしたことから、ドラゴンのサイクルが入ることが決まったようです。
そしてカンタンに除去されることが嫌だから、という点から死亡誘発型能力になりました。単純な除去耐性では、さらに上位のスピリットである明神サイクルと被るためです。
白である《明けの星、陽星》のデザインは難しかった、というのは、私も新しい陽星のオリカを作っていて実感しました。
《明けの星、陽星》は、その苦労に見合うだけの活躍はできたと言えます。開発者としては嬉しいところでしょう。もっとも、相手に除去を使わせにくくするどころか、むしろ自分で生け贄に捧げることが多かったのはなんとも皮肉ですが。
ストーリーも決まったところで、いよいよプレビューカードです。
私のドラゴンを引きずらないで
さて、いよいよ最初のプレビューカードのお目見えだ。デザインチームが徹底したレジェンドをテーマにすえた時、すぐに伝説のドラゴンのサイクルを入れなくちゃいけないことが明らかになった (何よりも、これまでレジェンドとインベイジョンの二回しかそれをやってないんだしね)。しかしブレイディは、日本の神話におけるドラゴンは、非常に精霊的であることを指摘してきた。我々が精霊との戦争を取り上げる計画があるなら、ドラゴンは精霊側にいなくちゃいけない。そこにデザインチームとともに編集を訪れ、こんな率直な質問をした。「『伝説のクリーチャー — ドラゴン・スピリット』って表記は、カードのタイプ行に収まるかい?」
その答が「イエス」だったことが確認された後、チームはドラゴンのサイクルに関する面白いメカニズムを考え始めた。彼らはこんな質問を自分たちにした。プレイヤーはドラゴンで何がしたいのだろうか? 答えは簡単だーーそいつで殴りたいのさ。しかし、レジェンドやインベイジョンの伝説のドラゴンのサイクルは、クリーチャーがダメージを与えた時に起こる効果でそれを使っていた(レジェンドの場合はそういうのもあった程度だったけど)。
そこでデザインチームは別な質問をした。プレイヤーがドラゴンを使っていて、もっとも嫌なことはなんだろう? この答えも明らかだーーいっぱいいっぱいマナを使ってクリーチャーを出して、そいつが2マナ呪文で打ち落とされるのを見ることだ。それじゃ、チームはこの点をどう補うのか? クリーチャーを死にづらくするんだろうか? いや、それは別な(デザイン時には“ザ・ゴッド”の名で呼ばれていた)サイクルですでに使っている。その時、創意にあふれたアイデアが出た。破壊されたドラゴンが強い能力を誘発するのはどうだろうか? 相手のドラゴンを倒すことと、相手のドラゴンと向き合うことが、同じぐらいに大変なことだったらどうだろうか? こいつを出すことで、対戦相手がどっちにせよ負けな状況に追い込まれるとしたらどうだろうか?
チームはこのアイデアを気に入った。チームは 5/5 で飛行のドラゴンを作り、それに「このカードが場から墓地に置かれたとき」の誘発型能力をつけた。それも強いやつだ。めちゃくちゃ強いやつだよ。他の色は簡単だったけど、白が一番難しかった。ご存知の通り、開発部は色の分割に関するバランスを調整しつづけている。新しい白の領域において、ドラゴンが死んだ時にどんな壊滅的なことができるだろうか? そして、《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》が生まれたんだ。
ご覧の通り、このカードは非常に強力だよ。
引用元
さらに一味のイメージを 更新日 Making Magic on 2004年 8月 30日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%91%B3%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92-2004-08-30
レジェンドをテーマにしたことから、ドラゴンのサイクルが入ることが決まったようです。
そしてカンタンに除去されることが嫌だから、という点から死亡誘発型能力になりました。単純な除去耐性では、さらに上位のスピリットである明神サイクルと被るためです。
白である《明けの星、陽星》のデザインは難しかった、というのは、私も新しい陽星のオリカを作っていて実感しました。
《明けの星、陽星》は、その苦労に見合うだけの活躍はできたと言えます。開発者としては嬉しいところでしょう。もっとも、相手に除去を使わせにくくするどころか、むしろ自分で生け贄に捧げることが多かったのはなんとも皮肉ですが。
昨日の続きです。
特殊な例として、キーワード能力や能力語を、単語を出さずに、言い換えれば主要メカニズムではない形で数枚だけ再録する、というものがあります。
例えば、『テーロス還魂記』の《塩水の巨人》は「親和(エンチャント)」と同じ能力ですし、《間に合わせの大隊》は名前通り「大隊」と同じ能力です。
能力語の場合、そもそも単語は単なる目印でルール上意味はないので、その単語を使わずに再録することは簡単です。
キーワード能力の場合、親和のようにシンプルであれば、正確なルール文章を省略せずに書くことで再録できます。待機のように複雑な物は流石に無理があるでしょうが。
『神河新生』においては、レアのエンチャントサイクルで、過去のメカニズム(連繋・歴伝など)を疑似的に再録することにしました。アンコモンの「継承」サイクルも(キーワード能力や能力語でないものも含みますが)同様と言えます。
このような再録は必須という訳ではありません。ただ、こういう再録の形もある、というのは頭の隅にでも置いておいて損はないでしょう。
特殊な例として、キーワード能力や能力語を、単語を出さずに、言い換えれば主要メカニズムではない形で数枚だけ再録する、というものがあります。
例えば、『テーロス還魂記』の《塩水の巨人》は「親和(エンチャント)」と同じ能力ですし、《間に合わせの大隊》は名前通り「大隊」と同じ能力です。
能力語の場合、そもそも単語は単なる目印でルール上意味はないので、その単語を使わずに再録することは簡単です。
キーワード能力の場合、親和のようにシンプルであれば、正確なルール文章を省略せずに書くことで再録できます。待機のように複雑な物は流石に無理があるでしょうが。
『神河新生』においては、レアのエンチャントサイクルで、過去のメカニズム(連繋・歴伝など)を疑似的に再録することにしました。アンコモンの「継承」サイクルも(キーワード能力や能力語でないものも含みますが)同様と言えます。
このような再録は必須という訳ではありません。ただ、こういう再録の形もある、というのは頭の隅にでも置いておいて損はないでしょう。
神河当時 - 神との戦い
2020年4月4日 Magic: The Gathering
昨日の記事の続きです。
レジェンドをメカニズムのテーマにすることが決まりました。次はストーリーです。
MTGのストーリーは陣営同士が争うものが少なくありません。そうした点から、日本神話をMTG風にアレンジした結果、神(ここでは精霊)対その他の種族、という「神の乱」の構想ができました。そこから、戦うための道具として各種メカニズムが誕生した様です。
また、他の神話モチーフでも、神との戦いは大なり小なりあると言えます。ギリシャ神話モチーフの『テーロス』はエルズペスがゼナゴスを倒しますし、『テーロス還魂記』でもエルズペスはヘリオッドを倒します。エジプト神話モチーフの『アモンケット』は、神3柱がボーラスに支配されて、住人に襲い掛かりました。他の5柱のうち4柱もボーラスの手中となり、敵に回りました。
神話である以上、神が重要なポジションを担うことは必然です。そして神は強大な力を持ちます。そう考えると、神は敵役としては相応しいとも言えます。
レジェンドをメカニズムのテーマにすることが決まりました。次はストーリーです。
レジェンドでいっぱいの世界をどう作るのか?(デザインチームは神河ブロックを、君も追々見ることになるけど、歴代最高レベルのレジェンドの集大成にしたかったんだ。) 英雄たちが前面に押し出されるような大きな出来事とは何か? おそらく何らかの戦争だろう。
しかし、マジックにはこれまでも数多くの戦争があった。どうすればそれを日本的にできるだろうか? その答えは、精霊の中にあった。ご存知の通り、日本の神話は精霊世界に深く関わっている。戦争を単なる二つの種族間のものにするのではなく、全種族と精霊の間のものにしてはどうだろうか? こいつは面白そうだね。
そんなスピリット
クリエイティブチームが精霊対人類の戦争を肉付けしている間、デザインチームはその精霊との戦争のエッセンスをどうメカニズムと結びつけるかを検討し始めていた。例えば、精霊が自分たちの魔法を持っているとしたらどうだろう? 精霊自身が、通常のクリーチャーと異なる特性を持っているとしたらどうだろう? 人類にも精霊と闘う独自のやり方があるとしたらどうだろう?
それぞれのステップにおいて、デザインチームは世界にインスピレーションを求めた。そして、ここで興味深いことが起こった。あることが懸案となっていたが、それはこれまでのセットのテーマほど決まりきったことじゃなかったんだ。神河物語は間違いなくゲームのある面に影響を与えていたけど、それはこれまで我々がやらなかったことと繋がっていたのさ。その繋がりは世界を基準としていて、その世界も誰もが見たことの無いものだった。
神河ブロックの目的について余談を一段落ほど語るには良いタイミングだろう。考え方の元になっているのは、このブロックは現実世界の文化をそのまま真似ることじゃなく、それを独自のマジックの世界を作るためのステップとすることにある。そしてカードを見てもらえば、このセットには新しい、それでいて全体的にはマジックである何かが中心にあるのに気付くだろう。我々はマジックを日本に合わせたんじゃなく、日本をマジックに合わせたのさ。君がミラディンやラースやファイレクシアと同じぐらい、この世界に興奮してくれることを、私は自信を持って言えるね。
今後数週間に渡って、私は色々なメカニズムと、それがどう作り上げられたかについて詳細を語っていこうと思う。今週のポイントは、全体の起源がどう違っていたかを説明することだね。
引用元
さらに一味のイメージを 更新日 Making Magic on 2004年 8月 30日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%91%B3%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92-2004-08-30
MTGのストーリーは陣営同士が争うものが少なくありません。そうした点から、日本神話をMTG風にアレンジした結果、神(ここでは精霊)対その他の種族、という「神の乱」の構想ができました。そこから、戦うための道具として各種メカニズムが誕生した様です。
また、他の神話モチーフでも、神との戦いは大なり小なりあると言えます。ギリシャ神話モチーフの『テーロス』はエルズペスがゼナゴスを倒しますし、『テーロス還魂記』でもエルズペスはヘリオッドを倒します。エジプト神話モチーフの『アモンケット』は、神3柱がボーラスに支配されて、住人に襲い掛かりました。他の5柱のうち4柱もボーラスの手中となり、敵に回りました。
神話である以上、神が重要なポジションを担うことは必然です。そして神は強大な力を持ちます。そう考えると、神は敵役としては相応しいとも言えます。
次元を再訪するにあたって、その次元のメカニズムを再利用する、という点について昨日考察しました。今回は、別の次元・エキスパンションのメカニズムを再利用する点について考えてみます。
各ブロックで1つは過去のメカニズムを再利用する、という方針があります。
最近だと、『テーロス還魂記』の「英雄譚」は『ドミナリア』からの再録です。つい先日メカニズムが発表された、『イコリア:巨獣の棲処』では「サイクリング」が再録されました。
『神河新生』だと、実際に再録こそしませんでしたが、「死後」や「英雄譚」は検討したことがあります(※1)。
神河のメカニズムはストーム値が高く、再録が難しいものが多い、とは昨日述べました。
その一方で、神河のメカニズムはリメイク・改善したものが少なくありません(※2)。
反転 → 両面
忍術 → 現出
魂力 → 出来事
連繋(秘儀) → 連繋(インスタントかソーサリー)
伝説テーマ → 歴史的
特に、反転や連繋はブロックを通した主要メカニズムだったので、新しく改善したものでそのまま置き換えるのも1つの手でしょう。せっかくのオリジナルエキスパンションで、主要メカニズムを再録にするのはどうなのか、という見方もできますが。
※1
神河自作 - 死後の再録
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202001062124167442/
神河自作 - 英雄譚の再録
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202001162052021947/
※2
神河資料 - 魂力から生まれた出来事 その1
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912191946504568/
神河資料 - 魂力から生まれた出来事 その2
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912202042161638/
神河教訓 - 反転
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912052133285463/
神河資料 - 《常在夢境》と《常在精神》
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202002122157011461/
神河資料 - イゼットと連繋
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202003092015305060/
神河資料 - 忍術と現出と献身
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202002192051153261/
各ブロックで1つは過去のメカニズムを再利用する、という方針があります。
遠い昔、ビル・ローズ/Bill Roseは、デザイン資源を守るために各ブロックで1つは過去のメカニズムを再利用するようにする必要があると気がついた。
引用元
Making Magic -マジック開発秘話- 2013.12.11 再興の信心
https://mtg-jp.com/reading/mm/0006529/
最近だと、『テーロス還魂記』の「英雄譚」は『ドミナリア』からの再録です。つい先日メカニズムが発表された、『イコリア:巨獣の棲処』では「サイクリング」が再録されました。
『神河新生』だと、実際に再録こそしませんでしたが、「死後」や「英雄譚」は検討したことがあります(※1)。
神河のメカニズムはストーム値が高く、再録が難しいものが多い、とは昨日述べました。
その一方で、神河のメカニズムはリメイク・改善したものが少なくありません(※2)。
反転 → 両面
忍術 → 現出
魂力 → 出来事
連繋(秘儀) → 連繋(インスタントかソーサリー)
伝説テーマ → 歴史的
特に、反転や連繋はブロックを通した主要メカニズムだったので、新しく改善したものでそのまま置き換えるのも1つの手でしょう。せっかくのオリジナルエキスパンションで、主要メカニズムを再録にするのはどうなのか、という見方もできますが。
※1
神河自作 - 死後の再録
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202001062124167442/
神河自作 - 英雄譚の再録
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202001162052021947/
※2
神河資料 - 魂力から生まれた出来事 その1
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912191946504568/
神河資料 - 魂力から生まれた出来事 その2
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912202042161638/
神河教訓 - 反転
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912052133285463/
神河資料 - 《常在夢境》と《常在精神》
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202002122157011461/
神河資料 - イゼットと連繋
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202003092015305060/
神河資料 - 忍術と現出と献身
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202002192051153261/
神河当時 - レジェンド・ルールの変更
2020年4月3日 Magic: The Gathering昨日の記事の続きです。
日本神話をモチーフにすることが決まりました。次は、メカニズムを何にするかです。
日本神話にふさわしいテーマということで、レジェンドが選ばれました。ただ、それ以上のことは語られていないので、より具体的な理由は分かりません。
それよりも、ここではレジェンド・ルールの変更が話題です。旧レジェンド・ルールでは、先に出した方だけが残り続けるため、ひどい運ゲー状態でした。ただでさえMTGは先手有利の傾向にあるので、尚更まずいことです。レジェンドをテーマにするにあたって、それが変更されるのは必然的であったと言えます。
日本神話をモチーフにすることが決まりました。次は、メカニズムを何にするかです。
しかし、特定の世界を選ぶことはあくまで始まりに過ぎない。チームが元になる現実世界を選んだら、次に始まるのは調査だ。クリエイティブチームは、毎年世界を作り上げるのが仕事だ。その制限は、チームが興味深い世界を作り上げることという、ただそれだけなんだ。しかしアースにおいては、このことはすなわち現存する文化からエッセンスを引っ張ってきた世界を作り上げることを意味する。世界の創造は、日本の文化の注意深い研究と組み合わせていかなくちゃいけない。この仕事における大きな助けとなったのは、日本の市場で働くウィザーズ社の社員や契約関係者たちだ。
この時点では、メカニズムに関してはほんの少ししか進められていなかった。チームはまず世界のイメージを掴み、そこから出てくるメカニズムを作ろうとしたのだ。デザインチームは時間をかけて、これまでのメカニズムの中でイメージとよく結びついたものを研究した。数週間の検討の結果、一つのメカニズムが傑出してイメージ基準のセットにぴったりなのが明らかになったんだーーそれがレジェンドだ!
我々においてのレジェンド
しかしそこには問題があった。開発部は“レジェンド・ルール”に関していつでも気にしていることがあったんだ。ほとんどの開発部の面々は、それがゲームの運の要素を拡大し、その結果多くのレジェンド(特に軽いもの)がトーナメントでほとんど使われないという事実を把握していた。しかし、そこに新しいレジェンド・ルールの提案が、もっとも想像外のところから出てきた。我々はそいつを気に入ったんだ (新しいレジェンド・ルールの歴史に関しては、来週の「最新開発事情」(Latest Developments)を参照のこと)。
その答えは単純で、セットの焦点をレジェンドにあてることを可能にし、その焦点を新しいレジェンド・ルールの導入の推進力とすることを可能にしたのさ。で、そうしたわけだ。話が先に行く前に、まずは新しいルールを説明しておくべきだろうね。神河物語以降のマジックにおける伝説のクリーチャー(彼らは今後はレジェンドのクリーチャー・タイプを持たず、“伝説の”の特殊タイプを持つ)のルールはこうだ。伝説のパーマネントが場に出たら、それは場の同じ名前のものを、自分自身も含めすべて破壊する (正確には、これらは “ルールによって墓地に置かれる”)。つまり、相手が伝説のクリーチャーを出して殴って来ていても、君の手札の同じカードが手札の中で腐ることは無いんだ。第二の伝説のクリーチャーは、最初のを無効化するのさ。
デザインチームはレジェンドに対する興味にこだわり、その結果の興味深いメカニズムがクリエイティブチームに渡された(ブレイディがすでにチームをかぶっている点もお忘れなく)。これはクリエイティブチームにとっては挑戦だったね。レジェンドでいっぱいの世界をどう作るのか?(デザインチームは神河ブロックを、君も追々見ることになるけど、歴代最高レベルのレジェンドの集大成にしたかったんだ。) 英雄たちが前面に押し出されるような大きな出来事とは何か? おそらく何らかの戦争だろう。
しかし、マジックにはこれまでも数多くの戦争があった。どうすればそれを日本的にできるだろうか? その答えは、精霊の中にあった。ご存知の通り、日本の神話は精霊世界に深く関わっている。戦争を単なる二つの種族間のものにするのではなく、全種族と精霊の間のものにしてはどうだろうか? こいつは面白そうだね。
引用元
さらに一味のイメージを 更新日 Making Magic on 2004年 8月 30日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%91%B3%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92-2004-08-30
日本神話にふさわしいテーマということで、レジェンドが選ばれました。ただ、それ以上のことは語られていないので、より具体的な理由は分かりません。
それよりも、ここではレジェンド・ルールの変更が話題です。旧レジェンド・ルールでは、先に出した方だけが残り続けるため、ひどい運ゲー状態でした。ただでさえMTGは先手有利の傾向にあるので、尚更まずいことです。レジェンドをテーマにするにあたって、それが変更されるのは必然的であったと言えます。
神河自作 - 考察:メカニズムの再録
2020年4月2日 Magic: The Gathering
次元を再訪する場合、以前訪れたときのメカニズムを再録することは珍しくありません。
特に、イニストラードの「変身」、テーロスの「信心」、ゼンディカーの「上陸」などは、今後何回再訪することがあっても必ず出てくると言えるほどのメカニズムと言えます。
神河の場合はどうでしょうか。神河ブロックを通して登場したメカニズム「武士道」「反転」「連繋」「転生」は軒並みストーム値が高く、(通常セットでは)再録される可能性が低いものばかりです。
転生はストーム値が不明ですが、孤立的(他のセットと相互作用しにくい)なメカニズムであること、トーナメント実績が低いことから考えて、おそらく高い値でしょう。
特殊セットとは言え、再録されたことがあるのは小型エキスパンション1つのみに登場した「忍術」だけです。そうした点だけを踏まえれば、忍術の再録が一番よい、ということになります。ただ、これを定番となるようなメカニズムとするには、忍術のデザイン空間はあまり広くない点がネックです。
それ以外では、武士道を改名して再録する、というのもありでしょう。武士道の名前を変えたものや、その調整版が、『エルドレインの王権』での収録を検討されていました。
忍術に比べて非常にシンプルなので、デザイン空間は広いでしょう。
ただ、この場合も引っかかるのは、全ての色や部族がもつメカニズムではない、という点です。武士道は侍だけがもち、侍は白がほとんどなので、それを神河の中心と言っていいのか?という疑問があります。
こう言ってはなんですが、失敗したメカニズムが多いので、まったく再録しない、というのも1つの手かもしれません。その場合、新たに神河の中心的なメカニズムを考えることになるでしょう。
特に、イニストラードの「変身」、テーロスの「信心」、ゼンディカーの「上陸」などは、今後何回再訪することがあっても必ず出てくると言えるほどのメカニズムと言えます。
神河の場合はどうでしょうか。神河ブロックを通して登場したメカニズム「武士道」「反転」「連繋」「転生」は軒並みストーム値が高く、(通常セットでは)再録される可能性が低いものばかりです。
忍術/Ninjutsu 6(改名あり) 5(改名なし)
武士道/Bushido 4(改名あり) 8(改名なし)
反転/Flip 10
秘儀/Arcane 9
歴伝/Epic 9
連繋/Splice 8
献身/Offering 不明
魂力/Channel 不明
掃引/Sweep 不明
転生/Soulshift 不明
引用元
https://mtg.gamepedia.com/Storm_Scale
転生はストーム値が不明ですが、孤立的(他のセットと相互作用しにくい)なメカニズムであること、トーナメント実績が低いことから考えて、おそらく高い値でしょう。
特殊セットとは言え、再録されたことがあるのは小型エキスパンション1つのみに登場した「忍術」だけです。そうした点だけを踏まえれば、忍術の再録が一番よい、ということになります。ただ、これを定番となるようなメカニズムとするには、忍術のデザイン空間はあまり広くない点がネックです。
それ以外では、武士道を改名して再録する、というのもありでしょう。武士道の名前を変えたものや、その調整版が、『エルドレインの王権』での収録を検討されていました。
騎士のフレイバー
戦闘を中心においたゲームで、アーサー王伝説らしさを再現するために重要なのが騎士です。私たちは複数の方法でそれを表しています。
戦闘のメカニズム
騎士の第1の特徴は強い戦士であることなので、すべてではないにせよほとんど騎士に焦点を置いたセットでは戦闘のメカニズムがあることが重要だと考えました。私たちは様々なメカニズムを試しました。
騎士道N/Chivalry N(このクリーチャーがブロックするかブロックされた状態になるたび、ターン終了時まで、これは+1/+1の修整を受ける。)
これは、武士道の名称変更です。これは攻撃時に弱すぎ、防御時に強すぎました。
(中略)
統制N/Discipline N(このカードがブロックされた状態になるたび、このカードの上に+1/+1カウンターをN個置く。)
この最後の戦闘メカニズムは、武士道の調整版です。これは攻撃時にのみ働きますが、効果は永続的です。このメカニズムはプレイテストでもうまく働き、またセットに成長と+1/+1カウンターのテーマを追加しました。
引用元
Making Magic -マジック開発秘話- 2019.11.12 『エルドレインの王権』展望デザインの提出物 その1
https://mtg-jp.com/reading/mm/0033429/
忍術に比べて非常にシンプルなので、デザイン空間は広いでしょう。
ただ、この場合も引っかかるのは、全ての色や部族がもつメカニズムではない、という点です。武士道は侍だけがもち、侍は白がほとんどなので、それを神河の中心と言っていいのか?という疑問があります。
こう言ってはなんですが、失敗したメカニズムが多いので、まったく再録しない、というのも1つの手かもしれません。その場合、新たに神河の中心的なメカニズムを考えることになるでしょう。
神河当時 - 日本神話が選ばれた理由
2020年4月2日 Magic: The Gathering
昨日の記事の続きです。
トップダウン・デザインでブロックを作成することが決まりました。次は、何をモチーフとするかです。
※アースは、神河物語の開発時のコードネーム
日本神話が選ばれた理由は、一言で言えば消去法です。良くも悪くも独自性(これまでのマジックとは似てない)が強かったことが大きかったのでしょう。
また、この記事では語られていませんが、最後まで残ったのは日本神話とエジプト神話の2つであり、最終的にビル・ローズの一存で日本神話が選ばれました。
その点では、日本神話が選ばれた真の理由は、彼のみぞ知る、と言ったところでしょうか。
トップダウン・デザインでブロックを作成することが決まりました。次は、何をモチーフとするかです。
現実の世界
チームの最初の仕事は、どの現実世界を発想の元とするかを決めることだった。そこで彼らは、思いつく限りの地球上のあらゆる神話を調べ上げた。様々な世界が、様々な理由で除かれていった。あるグループ(ギリシャやローマ)は、普通のマジックの演目と内容が似すぎていた。別なグループ(アラビア、北欧、アフリカ神話など)は、これまでのセットでその文化に触れていたことを理由に排除された。第三のグループ(ネイティブ・アメリカンやインカ)は、例えば特定の種族が使用できる能力などの点で、マジックのセットにはちょっと向いていなかった。そして最後に残った勝者が日本だったんだ。それは非常にイメージに満ちていて、我々のこれまでのものと主題的に似ておらず、伝統的なマジックのセットに必要とされる物に適応させるのに十分な内容的近さを持っていた。
しかし、特定の世界を選ぶことはあくまで始まりに過ぎない。チームが元になる現実世界を選んだら、次に始まるのは調査だ。クリエイティブチームは、毎年世界を作り上げるのが仕事だ。その制限は、チームが興味深い世界を作り上げることという、ただそれだけなんだ。しかしアースにおいては、このことはすなわち現存する文化からエッセンスを引っ張ってきた世界を作り上げることを意味する。世界の創造は、日本の文化の注意深い研究と組み合わせていかなくちゃいけない。この仕事における大きな助けとなったのは、日本の市場で働くウィザーズ社の社員や契約関係者たちだ。
この時点では、メカニズムに関してはほんの少ししか進められていなかった。チームはまず世界のイメージを掴み、そこから出てくるメカニズムを作ろうとしたのだ。デザインチームは時間をかけて、これまでのメカニズムの中でイメージとよく結びついたものを研究した。数週間の検討の結果、一つのメカニズムが傑出してイメージ基準のセットにぴったりなのが明らかになったんだーーそれがレジェンドだ!
引用元
さらに一味のイメージを 更新日 Making Magic on 2004年 8月 30日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%91%B3%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92-2004-08-30
※アースは、神河物語の開発時のコードネーム
日本神話が選ばれた理由は、一言で言えば消去法です。良くも悪くも独自性(これまでのマジックとは似てない)が強かったことが大きかったのでしょう。
また、この記事では語られていませんが、最後まで残ったのは日本神話とエジプト神話の2つであり、最終的にビル・ローズの一存で日本神話が選ばれました。
この話は何年も前に遡る。トップダウンのブロックを作ること、文化に基づいた世界にすること、できうるならばその地域の古代の神話に紐付けられるものにすることは決まっていたが、どういった影響を選び取るべきかについては議論が続いていた。我々は現実世界のあらゆるものを調べた。古代スカンジナビアからネイティブアメリカン、オーストラリアのアボリジニーまで。最終的に、候補は2つに絞られた。日本と、エジプトである。
どちらの文化もポップカルチャーで存在感が非常に強かった。どちらにも強いイメージがあり、独特の外観を持っていた。どちらにも豊かな神話があり、そこから引用することでクールなマジックのクリーチャーが作れることもわかっていた。どちらにもファンがいて、長年に渡ってプレイヤーたちから要求されていたものだったので、我々はこの2つの選択肢の間で長い時間悩んでいたのだ。
最終的に、我々では決定できないということになり、決定は上層部へ送られ、ビル・ローズ/Bill Roseに委ねられた。ビルはどちらの選択肢も良いものだと言い、選ばなかった方もいつか作ってほしいと言ったが、ビルが熟慮の結果選んだのは日本だった。
そして、『神河物語』を作ることになったのだった。
引用元
Making Magic -マジック開発秘話- 2017.4.4 『アモンケット』に入ろう その1
https://mtg-jp.com/reading/mm/0018637/
その点では、日本神話が選ばれた真の理由は、彼のみぞ知る、と言ったところでしょうか。
神河自作 - 考察:カードの再録
2020年4月1日 Magic: The Gathering
『神河新生』では、カードの再録がありませんでした。「オリジナルエキスパンションだから全部オリジナルカード」という拘りがあった訳ではなく、今回はそうした、というだけです。
《帰化》のような基本的カードは変に捻って使いにくくするぐらいなら、再録の方が良いでしょう。
また、再録カードであっても、その世界にあったフレイバーを持たせることは可能です。例えば、『エルドレインの王権』における《自然への回帰》は、
というフレイバーと、馬車と馬がカボチャとハツカネズミに戻ったイラストがあり、『シンデレラ』の一場面であることが分かります。
『神河新生』で言えば、《飯綱落とし》のような名前を使わなくても、《垂直落下》を再録してフレイバーテキストで忍者が使う技の効果であることを表現することもできます(忍者が緑に拡張されていること前提ですが)。
こうした基本的カード以外でも、もちろん『神河物語』ブロックから再録することもあり得るでしょう。再録しにくいメカニズムを持っていると難しいですが。
また、特殊セットで新規に作られた神河のカードを再録するのもあり得ます。特に、《大蛇の大魔導師、かせ斗》《静刃の鬼》などは、かつての神河にはなかったクリーチャー・タイプの組み合わせです。『モダンホライゾン』の忍者は、アズラやゾンビなど、神河にはいないクリーチャー・タイプが少なくありません。こうしたクリーチャーがいる新しい神河世界を想像するのは、面白い試みでしょう。
《帰化》のような基本的カードは変に捻って使いにくくするぐらいなら、再録の方が良いでしょう。
また、再録カードであっても、その世界にあったフレイバーを持たせることは可能です。例えば、『エルドレインの王権』における《自然への回帰》は、
「魔法が解けたしばらく後も、ハツカネズミはあの壮大な疾走を思い返していた。」
――― フェイの物語
というフレイバーと、馬車と馬がカボチャとハツカネズミに戻ったイラストがあり、『シンデレラ』の一場面であることが分かります。
『神河新生』で言えば、《飯綱落とし》のような名前を使わなくても、《垂直落下》を再録してフレイバーテキストで忍者が使う技の効果であることを表現することもできます(忍者が緑に拡張されていること前提ですが)。
こうした基本的カード以外でも、もちろん『神河物語』ブロックから再録することもあり得るでしょう。再録しにくいメカニズムを持っていると難しいですが。
また、特殊セットで新規に作られた神河のカードを再録するのもあり得ます。特に、《大蛇の大魔導師、かせ斗》《静刃の鬼》などは、かつての神河にはなかったクリーチャー・タイプの組み合わせです。『モダンホライゾン』の忍者は、アズラやゾンビなど、神河にはいないクリーチャー・タイプが少なくありません。こうしたクリーチャーがいる新しい神河世界を想像するのは、面白い試みでしょう。
「神河当時」と題した日記では、『神河物語』発売当時のコラムを取り上げていきます。古いコラムがすべてが残っているのかは分かりませんが、出来る限りは取り上げていきたいと思います。
それまでのセットがメカニズムをテーマにして作られていたため、現実の世界を元にして作ってはどうか、という話がありました。これがトップダウンデザインです。
神河ブロックはマジック最初のトップダウン・デザイン・ブロックであったのですが、その結果は大失敗であったことは以前の日記(※1)にまとめました。
「最初の」とはありますが、記事中でも取り上げられた『アラビアンナイト』はどうなのでしょうか。その名のとおり『千夜一夜物語』の世界を元にしたセットです。ただ、ブロックでなく単体のエキスパンションです。そのため、「ブロック制以降で最初は」神河、ということでしょう。
ただ、こちらもトップダウン・デザインとしては神河とは違った問題点がありました。上記の記事で「ただ、現実の世界を丸まんまコピーするんじゃなく、」とあるように、すでにあるもののコピーである点です。
その点は、ラバイア値の記事でも語られています。
ラバイア値が10であるのは、単純に人気やメカニズムの問題以上に、その世界がただのコピーでしかない点であるようです。舞台となる世界の作り方自体が変わったので仕方がありませんが。
神河はその点を踏まえて、「我々は自分自身で作った世界を、我々が飛び込むための現実の世界とする」ことになりました。
神河も反省点は多いですが、その神河もまた過去の反省点から作られた点はある、ということです。
※1
神河教訓 - トップダウン・デザインの手法
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912061829517801/
余談
今回から、引用の書き方を少し変えました。引用元の記事名やリンクも、囲みの中に入れて、末尾に置いてあります。
イメージの一年
一年半ほど前のある日、マジックのヘッド・デザイナーのビル・ローズ(ああ、確かに今はこの肩書きは私のものだけど、我々はこの仕事を一年以上前からやってて、最初に神河物語が作られたとき、ビルはまだマジックのデザインの責任者だったんだ)は、この問題と向かい合っていた。どうすれば、これまでのマジックに無かったやり方で、この神河物語(当時はアースと呼ばれていたーーその後がウィンドとファイヤーだ)を大衆にウケさせることができるだろうか?これが、ビルが新しい種類の“攻撃”を考え始めた時だ。
インベイジョンのブロックから始まって、マジックのデザインチームはセットを作り上げるための道具としてテーマを使い始めている。テーマは長年にわたって有効だったので、今回も同じアプローチで行こうとしたのさ。ゲームのメカニズム的な側面を取り上げ、その選んだ側面に関する事項を作り上げる方法だね。インベイジョンは多色がメインで、プレイヤーにできるだけ多くの色を使ってもらおうとした。見たとおり、色が中心事項だね。次はオデッセイブロックで、こいつは墓地にご熱心だった。このブロックでは、プレイヤーはそれぞれの墓地の中身に非常に気をつけなくちゃいけなかった。そんなわけで、もちろん、墓地が中心事項だ。その次がオンスロートブロックの部族関連で、次のミラディンのアーティファクト関連へと続く。
で、ビルは考えた。テーマが少し真面目すぎるようになってきたんじゃないだろうか? 「こうしやがれ」って声高に叫ぶテーマじゃないものを作ることはできないだろうか? そして、ビルは思いついた。どうしてテーマがメカニズムに直結してなくちゃいけないんだろうか? 一番最初のエキスパンションであるアラビアン・ナイトのページをめくれば、これは現実世界のイメージを元に作ったものじゃないか? ただ、現実の世界を丸まんまコピーするんじゃなく、我々は自分自身で作った世界を、我々が飛び込むための現実の世界とすることになるんだ。問題は、どの世界にすべきかだ。そして、どうすれば自分たち独自のものとなるのだろうか?
引用元
さらに一味のイメージを 更新日 Making Magic on 2004年 8月 30日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%AB%E4%B8%80%E5%91%B3%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%92-2004-08-30
それまでのセットがメカニズムをテーマにして作られていたため、現実の世界を元にして作ってはどうか、という話がありました。これがトップダウンデザインです。
神河ブロックはマジック最初のトップダウン・デザイン・ブロックであったのですが、その結果は大失敗であったことは以前の日記(※1)にまとめました。
「最初の」とはありますが、記事中でも取り上げられた『アラビアンナイト』はどうなのでしょうか。その名のとおり『千夜一夜物語』の世界を元にしたセットです。ただ、ブロックでなく単体のエキスパンションです。そのため、「ブロック制以降で最初は」神河、ということでしょう。
ただ、こちらもトップダウン・デザインとしては神河とは違った問題点がありました。上記の記事で「ただ、現実の世界を丸まんまコピーするんじゃなく、」とあるように、すでにあるもののコピーである点です。
その点は、ラバイア値の記事でも語られています。
ラバイア
(中略)
メカニズム的特徴:貧弱
『アラビアン・ナイト』は最初のトップダウン・デザインであった。(すでに常磐木だったものを除き)名前のあるメカニズムすら存在していなかった。ほとんどはカード1枚単位でデザインされており、メカニズム的に基盤になるものはそれほど存在しなかった。
クリエイティブ的特徴:貧弱
そもそも、ラバイアは元ネタに触発されたマジックの世界ですらない。ラバイアは、既存の(ただし著作権の存在しない)知的財産のコピーであるマジックの世界である。リチャードがこのセットをデザインしたとき、彼は「千夜一夜物語」に生命を吹き込んだのだ。今日では、我々は我々のひねりを加えて世界を作る。ラバイアにはそういうひねりを加えていない。実際、リチャードは新しい世界を作ろうとすらしていなかった。それはすべて、後追いで作られた。「ラバイア」という名前は、このセットが「アラビアン・ナイト」と呼ばれることを説明するための取り澄ましたやり方に過ぎなかったのだ。
(中略)
ラバイア値:10
この世界が10の理由、そしてこの指標がラバイア値という名前になっている理由は、私がこの世界には二度と戻らないだろうと強く思っているからである。現在の世界の作り方とは違っていたのだ。現在は、いつか同じような元ネタに触発された新しい世界を作るかもしれないと思っているが、その場合にはひねりを加えることになり、ラバイアではなくなることだろう。
引用元
Making Magic -マジック開発秘話- 2018.11.27 ラバイア値 その2
https://mtg-jp.com/reading/mm/0031406/
ラバイア値が10であるのは、単純に人気やメカニズムの問題以上に、その世界がただのコピーでしかない点であるようです。舞台となる世界の作り方自体が変わったので仕方がありませんが。
神河はその点を踏まえて、「我々は自分自身で作った世界を、我々が飛び込むための現実の世界とする」ことになりました。
神河も反省点は多いですが、その神河もまた過去の反省点から作られた点はある、ということです。
※1
神河教訓 - トップダウン・デザインの手法
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912061829517801/
余談
今回から、引用の書き方を少し変えました。引用元の記事名やリンクも、囲みの中に入れて、末尾に置いてあります。
神河自作 - 命名『神河新生』
2020年3月31日 Magic: The Gathering今回作った、オリジナルエキスパンションに、タイトルの通り『神河新生』という名前を付けることにしました。
実をいうと、これは制作最初に考えていた案です。それゆえ、そのことを(主にネーミングの点で)意識したようなカードをいくらか作っていました。
他の案(神河一幕、神河異説など)もいろいろ考えてはいましたが、結局は最初の案に戻った形です。
余談
『イニストラード』『テーロス』のように次元名そのままをエキスパンション名にする例は公式でも珍しくありません。
ただ、できれば『イニストラードを覆う影』『テーロス還魂記』のように、別の単語を付ける方が、エキスパンション名と次元とで区別しやすくなります。また、『ラヴニカ:ギルドの都』『イコリア:巨獣の棲処』のように、サブタイトル(?)を加えると、どんな次元かの説明も兼ねることができます。
もっとも、それだけでエキスパンション名が決まっている訳ではないでしょうし、完全に個人的好みだけの話ですが。
実をいうと、これは制作最初に考えていた案です。それゆえ、そのことを(主にネーミングの点で)意識したようなカードをいくらか作っていました。
他の案(神河一幕、神河異説など)もいろいろ考えてはいましたが、結局は最初の案に戻った形です。
余談
『イニストラード』『テーロス』のように次元名そのままをエキスパンション名にする例は公式でも珍しくありません。
ただ、できれば『イニストラードを覆う影』『テーロス還魂記』のように、別の単語を付ける方が、エキスパンション名と次元とで区別しやすくなります。また、『ラヴニカ:ギルドの都』『イコリア:巨獣の棲処』のように、サブタイトル(?)を加えると、どんな次元かの説明も兼ねることができます。
もっとも、それだけでエキスパンション名が決まっている訳ではないでしょうし、完全に個人的好みだけの話ですが。
神河資料 - 資料保管庫
2020年3月31日 Magic: The Gathering
今回は、単なる資料整理です。
神河について言及した公式記事を集めるにあたっては、神河にまつわるキーワード(神河、武士道、忍術など)をサイト内検索する、という方法をとりました。
その際、検索にはヒットしたものの、わずかに触れるだけ、名前が出るだけ、と言ったものもあります。引用しても日記として書きにくいものもありました(私の文章力の問題ですが)。
そうしたリンクについて、以下にまとめておきます。どの単語でヒットしたか、一々引用すると手間なので、リンクのみです。
もし、書くことが思いついたら日記にする可能性も、一応ゼロではありません。
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032175/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20190318
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E9%83%BD%E5%B8%82%E8%A8%88%E7%94%BB%EF%BC%9A%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%EF%BC%92-2005-09-12
https://mtg-jp.com/reading/translated/0017543/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/20160907
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0006604/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/latest-developments/%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB-2013-07-08
https://mtg-jp.com/reading/translated/0032577/
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0010746/
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017212/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0029925/
https://mtg-jp.com/reading/mm/0004209/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%EF%BC%96%E3%82%AB%E5%B9%B4%E8%A8%88%E7%94%BB-2012-12-13
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004147/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0004065/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%A8%E6%88%A6%E8%A1%93%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91-2013-09-12
https://mtg-jp.com/reading/translated/0015528/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0003981/
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004149/
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004086/
https://mtg-jp.com/reading/translated/stf/0004328/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0031651/
https://mtg-jp.com/reading/mm/0015266/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20150706
https://mtg-jp.com/reading/mm/0031537/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20181210
https://mtg-jp.com/reading/mm/0004175/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%A1%97%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91-2012-04-09 https://mtg-jp.com/reading/mm/0018464/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20170306
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0014482/
https://mtg-jp.com/reading/translated/dd/0015329/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0003983/
https://mtg-jp.com/reading/translated/dd/0015167/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0004036/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0030490/
https://mtg-jp.com/reading/special/0032555/
https://mtg-jp.com/reading/special/ori/0015213/
https://mtg-jp.com/reading/special/emn/0017523/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/reconstructed/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%B0%E3%82%BB%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-2012-11-21
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/daily-deck/%E3%82%82%E3%81%86%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E3%81%AF%E3%81%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%AD-2012-08-27
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004265/
https://magic.wizards.com/ja/ja_rc_20140624
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032687/
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032665/
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032480/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20190429
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004275/
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004289/
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004271/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/reconstructed/%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%AB%E5%BA%83%E3%81%8C%E3%82%8B%E3%81%AF%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%E3%81%AE%E5%85%A8%E3%81%A6-2012-10-08
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017523/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0004016/
https://magic.wizards.com/ja/story/planes/%E3%82%A4%E3%83%8B%Emaking-magic/201708213%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89-0
https://mtg-jp.com/reading/special/0031186/
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0008617/
https://mtg-jp.com/reading/translated/dd/0016011/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20171211
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/serious-fun/%E9%81%8E%E5%8E%BB%E8%80%95%E3%81%97%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%8B%E8%B3%AA%E5%95%8F-2006-01-17
https://mtg-jp.com/reading/mm/0033801/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20170821
https://mtg-jp.com/reading/translated/0032554/
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/nouns-unverbed-2010-05-05
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/perspectives-writing-grunt-2004-06-07
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/grand-prix-yokohama-artist-nottsuo-%EF%BC%88%E3%83%8E%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%AA%EF%BC%89-2004-11-05
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/event-coverage/profiles-top-8-players-2004-11-21
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E3%81%9D%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A6-2006-01-12
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/planes-existence-kamigawa-2008-07-25
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004256/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E7%AC%AC%E4%B8%80%E3%81%AE%E6%89%89%E3%81%AE%E8%83%8C%E5%BE%8C%E3%81%AB%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F-2012-06-26
https://magic.wizards.com/ja/ja_ur_20150506
https://magic.wizards.com/ja/ja_dd_20150610
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magictome/20150710
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160330
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160406
https://mtg-jp.com/reading/ur/0016964/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160511
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160518
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/emrakul-rises
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160727
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160829
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20161005
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/beyond-basics/20171024
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/o-kagachi-vengeful-kami-2017-08-08
https://magic.wizards.com/ja/story/planes/%E7%A5%9E%E6%B2%B3-0
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/card-day-march-2014-2014-03-03
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%84%E3%82%92%E8%B2%B7%E3%81%84%E3%81%AB-2005-01-13
http://web.archive.org/web/20080121045330/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/product/20050201.html
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/creative-side-kamigawa-2005-02-18
http://web.archive.org/web/20100423145734/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/product/20050430/index.html
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E5%BF%8D%E8%80%85%E8%A5%B2%E6%9D%A5-2005-01-10
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/serious-fun/swaying-stars-2005-03-08
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/sway-stars-2005-06-29
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E3%80%8A%E6%A2%85%E6%BE%A4%E4%BF%8A%E9%83%8E%E3%80%8B-2005-01-12
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/hi-yah-2005-01-19
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/cunning-bandit-and-azamuki-treachery-incarnate-2005-02-16
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/flames-blood-hand-2005-06-01
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/true-false-tidbits-and-tricks-2005-01-28
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unchecked-zubera-2005-12-20
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/faces-patron-2005-01-17
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/tendo-ice-bridge-2005-03-31
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/dreams-rath-2005-05-26
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/twincast-2005-06-22
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/one-one-nothing-2005-06-06-0
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/serious-fun/i-think-i-kuon-i-think-i-kuon-2005-05-25
https://web.archive.org/web/20081026173210/http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/sok/kirin
https://web.archive.org/web/20081026173159/http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/sok/iizuka
https://web.archive.org/web/20081026173154/http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/sok/ayumi
当時の2ch
https://game9.5ch.net/test/read.cgi/cgame/1095086145/
https://game9.5ch.net/test/read.cgi/cgame/1095329514/
https://game9.5ch.net/test/read.cgi/tcg/1089033740/
https://game9.5ch.net/test/read.cgi/tcg/1149574309/
神河謀叛の当時のDNでのプレビュー
https://57775.diarynote.jp/200501111902190000/
https://57775.diarynote.jp/200501121903480000/
https://57775.diarynote.jp/200501131934430000/
https://57775.diarynote.jp/200501141907510000/
https://57775.diarynote.jp/200501151906490000/
https://57775.diarynote.jp/200501161921570000/
https://57775.diarynote.jp/200501171903090000/
https://57775.diarynote.jp/200501181901370000/
https://57775.diarynote.jp/200501191900470000/
https://57775.diarynote.jp/200501201901410000/
https://57775.diarynote.jp/200501211902400000/
https://57775.diarynote.jp/200501221904460000/
https://57775.diarynote.jp/200501231903310000/
https://57775.diarynote.jp/200501251923010000/
MTG wikiよりストーリー部分が載っているページ
http://mtgwiki.com/wiki/%E8%83%8C%E6%99%AF%E4%B8%96%E7%95%8C/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%94%A8%E8%AA%9E#.E7.A5.9E.E6.B2.B3.E3.82.B5.E3.82.A4.E3.82.AF.E3.83.AB
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%A2%93/Azusa
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%B0%B4%E9%9D%A2%E9%99%A2%E3%81%AE%E5%B8%AB%E7%AF%84%E3%80%81%E5%AF%86/Hisoka,_Minamo_Sensei
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%B0%B8%E5%B2%A9%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%90%9B%E4%B8%BB%E3%80%81%E4%BB%8A%E7%94%B0/Konda,_Lord_of_Eiganjo
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%AA%A8%E9%BD%A7%E3%82%8A/Marrow-Gnawer
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%A7%E5%8F%A3%E7%B8%84/O-Kagachi
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%BE%A9%E8%AE%90%E3%81%AE%E7%A5%9E%E3%80%81%E5%A4%A7%E5%8F%A3%E7%B8%84/O-Kagachi,_Vengeful_Kami
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%B0%8F%E6%B4%A5%E3%81%82%E3%81%96%E3%81%BF/Azami_Ozu
http://mtgwiki.com/wiki/%E4%BE%8D%E3%81%AE%E5%BE%A1%E5%A4%A7%E5%B0%86%E3%80%81%E6%AD%A6%E9%87%8E/Takeno,_Samurai_General
http://mtgwiki.com/wiki/%E8%AA%9E%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%96%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%80%81%E5%BF%8C%E8%A9%B1%E5%9B%B3/The_Unspeakable
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%A2%85%E6%BE%A4%E4%BF%8A%E9%83%8E/Toshiro_Umezawa_(%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC)
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E5%85%84%E5%BC%9F/Brothers_Yamazaki
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9D%92%E6%A2%85%E6%B5%AC%E5%AD%90/Riko_Ome
http://mtgwiki.com/wiki/%E4%B8%89%E6%97%A5%E6%9C%88%E3%81%AE%E7%A5%9E/Kami_of_the_Crescent_Moon
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%85%AB%E3%83%84%E5%B0%BE%E5%8D%8A/Eight-and-a-half-tails
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3#.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AA.E3.83.BC
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%A6%8D%E5%BE%A1%E9%B3%B4%E3%81%AE%E6%BF%80%E6%86%A4/Ire_of_Kaminari
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%82%AA%E5%BF%8C%E3%81%AE%E6%92%83%E3%81%A1%E6%89%8B%E3%80%81%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%82%A4%E3%82%B7/Ishi-Ishi,_Akki_Crackshot
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http://mtgwiki.com/wiki/%E6%9C%80%E5%8F%A4%E5%86%8D%E8%AA%95/The_Eldest_Reborn
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%AC%A1%E5%85%83/Plane
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%A4%AA%E6%AF%8D/Grandmother_Sengir
Card of the Dayの邦訳より、神河への言及があるもの
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200505.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200506.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200507.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200508.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200509.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200511.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200603.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200606.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200607.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200608.shtml
https://mtg.fandom.com/wiki/Kamigawa
その他Kamigawaのテンプレート部分「以外」から
https://mtg.fandom.com/wiki/List_of_secondary_characters/Kamigawa
メカニズム
https://mtg.fandom.com/wiki/Spiritcraft
https://mtg.fandom.com/wiki/Flip_card
https://mtg.fandom.com/wiki/Legendary
https://mtg.fandom.com/wiki/Arcane
https://mtg.fandom.com/wiki/Bushido
https://mtg.fandom.com/wiki/Soulshift
https://mtg.fandom.com/wiki/Splice
https://mtg.fandom.com/wiki/Ninjutsu
https://mtg.fandom.com/wiki/Offering
https://mtg.fandom.com/wiki/Wisdom
https://mtg.fandom.com/wiki/Channel
https://mtg.fandom.com/wiki/Epic
https://mtg.fandom.com/wiki/Sweep
クリーチャー・タイプ
https://mtg.fandom.com/wiki/Advisor
https://mtg.fandom.com/wiki/Monk
https://mtg.fandom.com/wiki/Samurai
https://mtg.fandom.com/wiki/Ninja
https://mtg.fandom.com/wiki/Ki_counter
https://mtg.fandom.com/wiki/Kirin
https://mtg.fandom.com/wiki/Myojin
https://mtg.fandom.com/wiki/Oni
https://mtg.fandom.com/wiki/Zubera
それ以外のサイトでも、神河に言及のあるものをまとめておきます。
https://mtg-story.com/tamiyocollectoroftales/
https://mtg-story.com/tamiyosepiphany/
https://regiant.diarynote.jp/201507290010117426/
https://regiant.diarynote.jp/201404101450337164/
http://d.hatena.ne.jp/natroun/20101130#p1
http://bluemen.diarynote.jp/201409120107288424/
http://bluemen.diarynote.jp/201410251423186614/
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0501/11/news002.html
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1194527243810131968
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1199658070000861184
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1194801140640010242
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1194801659639033856
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1194545711687188480
https://www.youtube.com/watch?v=Z-jG2rmu0zw
https://www.youtube.com/watch?v=30iUe_vF3DE
https://www.youtube.com/watch?v=y9b0SnsyAqA
https://article.hareruyamtg.com/article/54979/
https://regiant.diarynote.jp/201802240006225418/
神河について言及した公式記事を集めるにあたっては、神河にまつわるキーワード(神河、武士道、忍術など)をサイト内検索する、という方法をとりました。
その際、検索にはヒットしたものの、わずかに触れるだけ、名前が出るだけ、と言ったものもあります。引用しても日記として書きにくいものもありました(私の文章力の問題ですが)。
そうしたリンクについて、以下にまとめておきます。どの単語でヒットしたか、一々引用すると手間なので、リンクのみです。
もし、書くことが思いついたら日記にする可能性も、一応ゼロではありません。
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032175/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20190318
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E9%83%BD%E5%B8%82%E8%A8%88%E7%94%BB%EF%BC%9A%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%EF%BC%92-2005-09-12
https://mtg-jp.com/reading/translated/0017543/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/20160907
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0006604/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/latest-developments/%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB-2013-07-08
https://mtg-jp.com/reading/translated/0032577/
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0010746/
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017212/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0029925/
https://mtg-jp.com/reading/mm/0004209/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%EF%BC%96%E3%82%AB%E5%B9%B4%E8%A8%88%E7%94%BB-2012-12-13
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004147/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0004065/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%81%A8%E6%88%A6%E8%A1%93%E3%80%80%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91-2013-09-12
https://mtg-jp.com/reading/translated/0015528/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0003981/
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004149/
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004086/
https://mtg-jp.com/reading/translated/stf/0004328/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0031651/
https://mtg-jp.com/reading/mm/0015266/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20150706
https://mtg-jp.com/reading/mm/0031537/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20181210
https://mtg-jp.com/reading/mm/0004175/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E3%82%A2%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%81%AE%E8%A1%97%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%AE%EF%BC%91-2012-04-09 https://mtg-jp.com/reading/mm/0018464/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20170306
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0014482/
https://mtg-jp.com/reading/translated/dd/0015329/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0003983/
https://mtg-jp.com/reading/translated/dd/0015167/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0004036/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0030490/
https://mtg-jp.com/reading/special/0032555/
https://mtg-jp.com/reading/special/ori/0015213/
https://mtg-jp.com/reading/special/emn/0017523/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/reconstructed/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%82%B0%E3%82%BB%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-2012-11-21
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/daily-deck/%E3%82%82%E3%81%86%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E3%81%AF%E3%81%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%88%E3%81%AD-2012-08-27
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004265/
https://magic.wizards.com/ja/ja_rc_20140624
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032687/
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032665/
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032480/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20190429
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004275/
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004289/
https://mtg-jp.com/reading/translated/rc/0004271/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/reconstructed/%E6%88%A6%E5%A0%B4%E3%81%AB%E5%BA%83%E3%81%8C%E3%82%8B%E3%81%AF%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%E3%81%AE%E5%85%A8%E3%81%A6-2012-10-08
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017523/
https://mtg-jp.com/reading/translated/0004016/
https://magic.wizards.com/ja/story/planes/%E3%82%A4%E3%83%8B%Emaking-magic/201708213%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%89-0
https://mtg-jp.com/reading/special/0031186/
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0008617/
https://mtg-jp.com/reading/translated/dd/0016011/
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/20171211
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/serious-fun/%E9%81%8E%E5%8E%BB%E8%80%95%E3%81%97%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%82%E3%82%8B%E8%B3%AA%E5%95%8F-2006-01-17
https://mtg-jp.com/reading/mm/0033801/
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https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/nouns-unverbed-2010-05-05
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https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160406
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https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160511
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160518
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/emrakul-rises
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160727
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160829
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20161005
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https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/sway-stars-2005-06-29
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E3%80%8A%E6%A2%85%E6%BE%A4%E4%BF%8A%E9%83%8E%E3%80%8B-2005-01-12
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https://magic.wizards.com/en/articles/archive/cunning-bandit-and-azamuki-treachery-incarnate-2005-02-16
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https://magic.wizards.com/en/articles/archive/true-false-tidbits-and-tricks-2005-01-28
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unchecked-zubera-2005-12-20
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https://web.archive.org/web/20081026173154/http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/sok/ayumi
当時の2ch
https://game9.5ch.net/test/read.cgi/cgame/1095086145/
https://game9.5ch.net/test/read.cgi/cgame/1095329514/
https://game9.5ch.net/test/read.cgi/tcg/1089033740/
https://game9.5ch.net/test/read.cgi/tcg/1149574309/
神河謀叛の当時のDNでのプレビュー
https://57775.diarynote.jp/200501111902190000/
https://57775.diarynote.jp/200501121903480000/
https://57775.diarynote.jp/200501131934430000/
https://57775.diarynote.jp/200501141907510000/
https://57775.diarynote.jp/200501151906490000/
https://57775.diarynote.jp/200501161921570000/
https://57775.diarynote.jp/200501171903090000/
https://57775.diarynote.jp/200501181901370000/
https://57775.diarynote.jp/200501191900470000/
https://57775.diarynote.jp/200501201901410000/
https://57775.diarynote.jp/200501211902400000/
https://57775.diarynote.jp/200501221904460000/
https://57775.diarynote.jp/200501231903310000/
https://57775.diarynote.jp/200501251923010000/
MTG wikiよりストーリー部分が載っているページ
http://mtgwiki.com/wiki/%E8%83%8C%E6%99%AF%E4%B8%96%E7%95%8C/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%94%A8%E8%AA%9E#.E7.A5.9E.E6.B2.B3.E3.82.B5.E3.82.A4.E3.82.AF.E3.83.AB
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%A2%93/Azusa
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%B0%B4%E9%9D%A2%E9%99%A2%E3%81%AE%E5%B8%AB%E7%AF%84%E3%80%81%E5%AF%86/Hisoka,_Minamo_Sensei
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%B0%B8%E5%B2%A9%E5%9F%8E%E3%81%AE%E5%90%9B%E4%B8%BB%E3%80%81%E4%BB%8A%E7%94%B0/Konda,_Lord_of_Eiganjo
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%AA%A8%E9%BD%A7%E3%82%8A/Marrow-Gnawer
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%A4%A7%E5%8F%A3%E7%B8%84/O-Kagachi
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%BE%A9%E8%AE%90%E3%81%AE%E7%A5%9E%E3%80%81%E5%A4%A7%E5%8F%A3%E7%B8%84/O-Kagachi,_Vengeful_Kami
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%B0%8F%E6%B4%A5%E3%81%82%E3%81%96%E3%81%BF/Azami_Ozu
http://mtgwiki.com/wiki/%E4%BE%8D%E3%81%AE%E5%BE%A1%E5%A4%A7%E5%B0%86%E3%80%81%E6%AD%A6%E9%87%8E/Takeno,_Samurai_General
http://mtgwiki.com/wiki/%E8%AA%9E%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%96%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%80%81%E5%BF%8C%E8%A9%B1%E5%9B%B3/The_Unspeakable
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%A2%85%E6%BE%A4%E4%BF%8A%E9%83%8E/Toshiro_Umezawa_(%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC)
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E5%85%84%E5%BC%9F/Brothers_Yamazaki
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9D%92%E6%A2%85%E6%B5%AC%E5%AD%90/Riko_Ome
http://mtgwiki.com/wiki/%E4%B8%89%E6%97%A5%E6%9C%88%E3%81%AE%E7%A5%9E/Kami_of_the_Crescent_Moon
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%85%AB%E3%83%84%E5%B0%BE%E5%8D%8A/Eight-and-a-half-tails
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3#.E3.82.B9.E3.83.88.E3.83.BC.E3.83.AA.E3.83.BC
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%A6%8D%E5%BE%A1%E9%B3%B4%E3%81%AE%E6%BF%80%E6%86%A4/Ire_of_Kaminari
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%82%AA%E5%BF%8C%E3%81%AE%E6%92%83%E3%81%A1%E6%89%8B%E3%80%81%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%82%A4%E3%82%B7/Ishi-Ishi,_Akki_Crackshot
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%A2%85%E6%BE%A4%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%89%8B/Umezawa%27s_Jitte
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%8C%AB%E6%89%8B/Neko-Te
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%B0%B4%E8%BE%BA%E3%81%AE%E5%AD%A6%E8%88%8E%E3%80%81%E6%B0%B4%E9%9D%A2%E9%99%A2/Minamo,_School_at_Water%27s_Edge
http://mtgwiki.com/wiki/%E4%B8%89%E6%97%A5%E6%9C%88%E3%81%AE%E7%A5%9E/Kami_of_the_Crescent_Moon
http://mtgwiki.com/wiki/%E5%AD%A3%E7%AF%80%E3%81%AE%E5%B0%8E%E3%81%8D%E3%80%81%E7%AF%80%E8%B2%B4/Sekki,_Seasons%27_Guide
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%9B%B2%E3%81%AE%E5%AE%AE%E6%AE%BF%E3%80%81%E6%9C%A7%E5%AE%AE/Oboro,_Palace_in_the_Clouds
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%81%9B%E3%81%97%E9%83%8E%E3%81%AE%E6%81%AF%E5%AD%90%E3%80%81%E3%81%9D%E3%81%86%E4%BB%8B/Sosuke,_Son_of_Seshiro
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%B8%85%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%97%E8%80%85%E3%80%81%E3%81%9B%E3%81%97%E9%83%8E/Seshiro_the_Anointed
http://mtgwiki.com/wiki/Apocalypse_Chime_(%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC)
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%99%82%E3%81%AE%E8%A3%82%E3%81%91%E7%9B%AE/Rift
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%9C%80%E5%8F%A4%E5%86%8D%E8%AA%95/The_Eldest_Reborn
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%AC%A1%E5%85%83/Plane
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%82%A2%E3%81%AE%E5%A4%AA%E6%AF%8D/Grandmother_Sengir
Card of the Dayの邦訳より、神河への言及があるもの
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200505.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200506.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200507.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200508.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200509.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200511.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200603.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200606.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200607.shtml
http://abomination.jp/empire/Misc/CotD/CD200608.shtml
https://mtg.fandom.com/wiki/Kamigawa
その他Kamigawaのテンプレート部分「以外」から
https://mtg.fandom.com/wiki/List_of_secondary_characters/Kamigawa
メカニズム
https://mtg.fandom.com/wiki/Spiritcraft
https://mtg.fandom.com/wiki/Flip_card
https://mtg.fandom.com/wiki/Legendary
https://mtg.fandom.com/wiki/Arcane
https://mtg.fandom.com/wiki/Bushido
https://mtg.fandom.com/wiki/Soulshift
https://mtg.fandom.com/wiki/Splice
https://mtg.fandom.com/wiki/Ninjutsu
https://mtg.fandom.com/wiki/Offering
https://mtg.fandom.com/wiki/Wisdom
https://mtg.fandom.com/wiki/Channel
https://mtg.fandom.com/wiki/Epic
https://mtg.fandom.com/wiki/Sweep
クリーチャー・タイプ
https://mtg.fandom.com/wiki/Advisor
https://mtg.fandom.com/wiki/Monk
https://mtg.fandom.com/wiki/Samurai
https://mtg.fandom.com/wiki/Ninja
https://mtg.fandom.com/wiki/Ki_counter
https://mtg.fandom.com/wiki/Kirin
https://mtg.fandom.com/wiki/Myojin
https://mtg.fandom.com/wiki/Oni
https://mtg.fandom.com/wiki/Zubera
それ以外のサイトでも、神河に言及のあるものをまとめておきます。
https://mtg-story.com/tamiyocollectoroftales/
https://mtg-story.com/tamiyosepiphany/
https://regiant.diarynote.jp/201507290010117426/
https://regiant.diarynote.jp/201404101450337164/
http://d.hatena.ne.jp/natroun/20101130#p1
http://bluemen.diarynote.jp/201409120107288424/
http://bluemen.diarynote.jp/201410251423186614/
http://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0501/11/news002.html
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1194527243810131968
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1199658070000861184
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1194801140640010242
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1194801659639033856
https://twitter.com/manamana_gangel/status/1194545711687188480
https://www.youtube.com/watch?v=Z-jG2rmu0zw
https://www.youtube.com/watch?v=30iUe_vF3DE
https://www.youtube.com/watch?v=y9b0SnsyAqA
https://article.hareruyamtg.com/article/54979/
https://regiant.diarynote.jp/201802240006225418/
神河自作 - 考察:バニラクリーチャー
2020年3月30日 Magic: The Gathering
大抵のエキスパンションでは、バニラクリーチャーが入っています。基本セットでは各色に2枚、その他のセットでは各色に1枚、というのが標準的です。
バニラクリーチャーを入れる意義は、主に初心者プレイヤーのため、複雑さを減らすことです。そのことは、例えば以下の記事に書かれています。
Latest Developments -デベロップ最先端- 2012.8.13 マジック2013のカード達 特別編
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004100/
一方で、ただバニラクリーチャーを入れるだけでなく、セットにおいての役割を与えることも可能だと言われています。
特に分かり易いのは部族でしょう。《真珠三叉矛の達人》は、部族カードの多いマーフォークなので、その手の恩恵は受けやすいです。実際、初期のMTGにおいては構築でも採用されていました。流石に現代ではパワー不足ですが。
また、3/1の《無謀な粗暴者》を打ち取るために1/1の《真珠三叉矛の達人》を入れたように、パワータフネスにも意味があるようです。最近だと、リミテッドのアーキタイプとして赤緑に「パワー4以上」が与えられることがあるので、それを満たすようなバニラクリーチャーも一つの例と言えます。
特殊な例ですが、『テーロス還魂記』では、エンチャントでもあるバニラクリーチャーもいます。エンチャントがテーマだからこそ成立したことです。
ここで挙げられている《腐敗した沼蛇》は、ゾンビの部族参照に引っかかりやすく、また、タフネスが1で死亡しやすいので陰鬱を誘発させやすい、という二つの意味を持たせることまで出来ました。
一方で、今回のオリジナルエキスパンションではバニラクリーチャーをほとんど入れていません。深い理由はなく、単純に作り忘れただけです。
オリジナルエキスパンションなのだから、初心者が(どころか上級者も)プレイすることはないのだから、気にするほどでもない、という見方もできます。
ただ、上記のように、バニラクリーチャーにも意味を持たせたデザインがあると分かったので、次回以降ではそのようなデザインをやってみようと考えています。
バニラクリーチャーを入れる意義は、主に初心者プレイヤーのため、複雑さを減らすことです。そのことは、例えば以下の記事に書かれています。
Latest Developments -デベロップ最先端- 2012.8.13 マジック2013のカード達 特別編
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004100/
《真珠三叉矛の人魚》
マジックが能力を持たないただの1マナ1/1バニラを印刷するのは何年ぶりだろう。我々はこのカードが収録されることが《真珠三叉矛の達人》が印刷されることにどのように結びついたかについて以前話したことがある。 (ざっくり言えばアルファ版的に)歩兵が将軍の助けを借りて多くの実質的な成長をすることができるところから来ている。しかし、だからといってなぜこのカードがファイルに入ることになったのかを示してはいない。
我々は、入門するプレイヤーへの複雑さを最小化するために、基本セットの全ての色に2枚のバニラを入れてみた。それらは複雑さを最小化するために入れられたとはいえ、ゲームプレイの中で仕事ができないという意味ではない。それらを上手くデザインできれば良いのだ! 私のお気に入りの例はイニストラードの《腐敗した沼蛇》で、ルール・テキストが全く印刷されていないが、陰鬱のメカニズムとゾンビのアーキタイプの両方の支援に寄与している
《真珠三叉矛の人魚》と共に我々が発見したのは、青のデッキの多くが《モグの下働き》からの《無謀な粗暴者》で始まる赤の早いデッキに先手を取られるということだ。青の最序盤に出てくるクリーチャー《天空のアジサシ》はそれを阻むことはできず、また《クラーケンの幼子》は(無意味ではないが)《モグの下働き》をパワーアップさせる《無謀な粗暴者》を戦場に残す。さて、我々はこの問題に対処するために明らかにスロットにパワーとタフネスを備えたいずれかのクリーチャーを入れることができたが、しかし印刷されるカードが良いほど、恐らくそれを慎重に使おうとする人を悩ませる。いつかは、カードはパワーレベルだけでピックされてしまうようになるだろう! 解答は青いデッキが13番目か14番目に取ることができるようなとても弱いクリーチャーを印刷することで、この問題に対処するためだけにサイドボーディングするようなカードなのだ。
一方で、ただバニラクリーチャーを入れるだけでなく、セットにおいての役割を与えることも可能だと言われています。
特に分かり易いのは部族でしょう。《真珠三叉矛の達人》は、部族カードの多いマーフォークなので、その手の恩恵は受けやすいです。実際、初期のMTGにおいては構築でも採用されていました。流石に現代ではパワー不足ですが。
また、3/1の《無謀な粗暴者》を打ち取るために1/1の《真珠三叉矛の達人》を入れたように、パワータフネスにも意味があるようです。最近だと、リミテッドのアーキタイプとして赤緑に「パワー4以上」が与えられることがあるので、それを満たすようなバニラクリーチャーも一つの例と言えます。
特殊な例ですが、『テーロス還魂記』では、エンチャントでもあるバニラクリーチャーもいます。エンチャントがテーマだからこそ成立したことです。
ここで挙げられている《腐敗した沼蛇》は、ゾンビの部族参照に引っかかりやすく、また、タフネスが1で死亡しやすいので陰鬱を誘発させやすい、という二つの意味を持たせることまで出来ました。
一方で、今回のオリジナルエキスパンションではバニラクリーチャーをほとんど入れていません。深い理由はなく、単純に作り忘れただけです。
オリジナルエキスパンションなのだから、初心者が(どころか上級者も)プレイすることはないのだから、気にするほどでもない、という見方もできます。
ただ、上記のように、バニラクリーチャーにも意味を持たせたデザインがあると分かったので、次回以降ではそのようなデザインをやってみようと考えています。
神河資料 - wikiサービスまとめ
2020年3月30日 Magic: The Gathering(MTG wiki以外の)各種Wikiサービスから、神河に関連した項目、あるいは神河について書かれている項目をまとめました。
Wikipedia
マジック:ザ・ギャザリング
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF:%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%82%B6%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
ニコニコ大百科
タミヨウ
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%A8%E3%82%A6
師範の占い独楽
https://dic.nicovideo.jp/a/%E5%B8%AB%E7%AF%84%E3%81%AE%E5%8D%A0%E3%81%84%E7%8B%AC%E6%A5%BD
梅澤の十手
https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%A2%85%E6%BE%A4%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%89%8B
真髄の針
https://dic.nicovideo.jp/a/%E7%9C%9F%E9%AB%84%E3%81%AE%E9%87%9D
静風の日暮
https://dic.nicovideo.jp/a/%E9%9D%99%E9%A2%A8%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9A%AE
深き刻の忍者
https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B7%B1%E3%81%8D%E5%88%BB%E3%81%AE%E5%BF%8D%E8%80%85
深き刻の忍者
https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B7%B1%E3%81%8D%E5%88%BB%E3%81%AE%E5%BF%8D%E8%80%85
時間停止
https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%99%82%E9%96%93%E5%81%9C%E6%AD%A2
ずべら
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%9A%E3%81%B9%E3%82%89
pixiv百科事典
神河
https://dic.pixiv.net/a/%E7%A5%9E%E6%B2%B3
タミヨウ
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%A8%E3%82%A6
さまようもの
https://dic.pixiv.net/a/%E3%81%95%E3%81%BE%E3%82%88%E3%81%86%E3%82%82%E3%81%AE
静風の日暮
https://dic.pixiv.net/a/%E9%9D%99%E9%A2%A8%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9A%AE
百合子(MTG)
https://dic.pixiv.net/a/%E7%99%BE%E5%90%88%E5%AD%90(MTG)
梅澤俊郎
https://dic.pixiv.net/a/%E6%A2%85%E6%BE%A4%E4%BF%8A%E9%83%8E
梅澤の十手
https://dic.pixiv.net/a/%E6%A2%85%E6%BE%A4%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%89%8B
八ツ尾半
https://dic.pixiv.net/a/%E5%85%AB%E3%83%84%E5%B0%BE%E5%8D%8A
鬼の下僕、墨目
https://dic.pixiv.net/a/%E9%AC%BC%E3%81%AE%E4%B8%8B%E5%83%95%E3%80%81%E5%A2%A8%E7%9B%AE
アニヲタWiki(仮)
月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage (MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23315.html
今田家の猟犬、勇丸(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23558.html
今田の用心棒、乳眼/Opal-Eye, Konda’s Yojimbo(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38751.html
戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28915.html
さまようもの/Wandering Ones(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/13972.html
梅澤の十手 > Umezawa’s Jitte(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22207.html
時間停止(ターンを終了する)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9411.html
反転カード/Flip Card(MTG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39055.html
次元/Plane(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22308.html
プレインズウォーカー (MTG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8079.html
祭殿/Shrine(MTG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45389.html
やはり、神河出身のプレインズウォーカーであるタミヨウは掲載率が高いです。
忍者も複数あります。これも人気の高さの表れでしょうか。特に墨目はイラストも人気なので、pixivで項目があるのも納得です。
一方で、神河の象徴とも言えるスピリットは、さまようものやずべらと言った、コモンで非伝説のものです。ネタ方面での人気でしょうか。
ここでまとめたページについては、個別に日記で取り上げる予定は特にありません。内容は基本的に公式記事などを元にしたものなので、それなら公式の方を元にするのが適切だからです。また、時期によって内容が変更されてしまうことも理由です。
ただ、新しい項目が建てられたらそれは後日追記します。今後、どれだけ神河のカードが出てくるかにもよりますが。
Wikipedia
マジック:ザ・ギャザリング
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF:%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%82%B6%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
ニコニコ大百科
タミヨウ
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%A8%E3%82%A6
師範の占い独楽
https://dic.nicovideo.jp/a/%E5%B8%AB%E7%AF%84%E3%81%AE%E5%8D%A0%E3%81%84%E7%8B%AC%E6%A5%BD
梅澤の十手
https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%A2%85%E6%BE%A4%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%89%8B
真髄の針
https://dic.nicovideo.jp/a/%E7%9C%9F%E9%AB%84%E3%81%AE%E9%87%9D
静風の日暮
https://dic.nicovideo.jp/a/%E9%9D%99%E9%A2%A8%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9A%AE
深き刻の忍者
https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B7%B1%E3%81%8D%E5%88%BB%E3%81%AE%E5%BF%8D%E8%80%85
深き刻の忍者
https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B7%B1%E3%81%8D%E5%88%BB%E3%81%AE%E5%BF%8D%E8%80%85
時間停止
https://dic.nicovideo.jp/a/%E6%99%82%E9%96%93%E5%81%9C%E6%AD%A2
ずべら
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%9A%E3%81%B9%E3%82%89
pixiv百科事典
神河
https://dic.pixiv.net/a/%E7%A5%9E%E6%B2%B3
タミヨウ
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%A8%E3%82%A6
さまようもの
https://dic.pixiv.net/a/%E3%81%95%E3%81%BE%E3%82%88%E3%81%86%E3%82%82%E3%81%AE
静風の日暮
https://dic.pixiv.net/a/%E9%9D%99%E9%A2%A8%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9A%AE
百合子(MTG)
https://dic.pixiv.net/a/%E7%99%BE%E5%90%88%E5%AD%90(MTG)
梅澤俊郎
https://dic.pixiv.net/a/%E6%A2%85%E6%BE%A4%E4%BF%8A%E9%83%8E
梅澤の十手
https://dic.pixiv.net/a/%E6%A2%85%E6%BE%A4%E3%81%AE%E5%8D%81%E6%89%8B
八ツ尾半
https://dic.pixiv.net/a/%E5%85%AB%E3%83%84%E5%B0%BE%E5%8D%8A
鬼の下僕、墨目
https://dic.pixiv.net/a/%E9%AC%BC%E3%81%AE%E4%B8%8B%E5%83%95%E3%80%81%E5%A2%A8%E7%9B%AE
アニヲタWiki(仮)
月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage (MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23315.html
今田家の猟犬、勇丸(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23558.html
今田の用心棒、乳眼/Opal-Eye, Konda’s Yojimbo(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/38751.html
戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28915.html
さまようもの/Wandering Ones(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/13972.html
梅澤の十手 > Umezawa’s Jitte(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22207.html
時間停止(ターンを終了する)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9411.html
反転カード/Flip Card(MTG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/39055.html
次元/Plane(MtG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/22308.html
プレインズウォーカー (MTG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8079.html
祭殿/Shrine(MTG)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45389.html
やはり、神河出身のプレインズウォーカーであるタミヨウは掲載率が高いです。
忍者も複数あります。これも人気の高さの表れでしょうか。特に墨目はイラストも人気なので、pixivで項目があるのも納得です。
一方で、神河の象徴とも言えるスピリットは、さまようものやずべらと言った、コモンで非伝説のものです。ネタ方面での人気でしょうか。
ここでまとめたページについては、個別に日記で取り上げる予定は特にありません。内容は基本的に公式記事などを元にしたものなので、それなら公式の方を元にするのが適切だからです。また、時期によって内容が変更されてしまうことも理由です。
ただ、新しい項目が建てられたらそれは後日追記します。今後、どれだけ神河のカードが出てくるかにもよりますが。
神河自作 - 考察:フレイバーテキスト
2020年3月29日 Magic: The Gathering コメント (2)
今回のオリジナルエキスパンションでは、フレイバーテキストをつけませんでした。
つけてもつけなくても、カードの機能は変わりません(銀枠を除く)。
しかし、名前通り「フレイバー」を持たせるうえでは重要です。《さまようもの》のように、バニラクリーチャーでありながら、その切ないフレイバーテキストから(他の要因もありますが)、人気が出るカードもあります。
同様にイラストもフレイバーという点で重要であり、その点は「基本根本」(オリジナルエキスパンション作成者向けのコラム)でも語られています。
Making Magic -マジック開発秘話- 2019.2.12 基本根本 #11:アート
https://mtg-jp.com/reading/mm/0031730/
エキスパンションのカードすべてにイラストを付けるのはハードルが高いので、せめて一部のカードにはフレイバーテキストを付けておきたいと思います。これもこれで、決して楽ではないので、努力目標ですが。
つけてもつけなくても、カードの機能は変わりません(銀枠を除く)。
しかし、名前通り「フレイバー」を持たせるうえでは重要です。《さまようもの》のように、バニラクリーチャーでありながら、その切ないフレイバーテキストから(他の要因もありますが)、人気が出るカードもあります。
同様にイラストもフレイバーという点で重要であり、その点は「基本根本」(オリジナルエキスパンション作成者向けのコラム)でも語られています。
Making Magic -マジック開発秘話- 2019.2.12 基本根本 #11:アート
https://mtg-jp.com/reading/mm/0031730/
細かな話をする前に、まずもっと大きな質問をしよう。今作っているセットには、アートは必要なのだろうか。なければ成立しないわけではない。セットのプレイテストにはアートがなくても問題ない。しかし、私は必要である、少なくともデザインチーム外の人々とプレイテストを行なうようになる際には必要であると主張しよう。なぜか。
それが重要だから、本当に、本当に重要だからである。
ゲームデザインの大部分は、プレイヤーの情緒的反応を呼び起こすことである。アートはその情緒的反応を呼び起こす上で大いに有用なのだ。今、各カードそれぞれに、フレイバーを持たせようとしている。カード名やルール文、あるいは場所があれば(そして書くことにすれば)フレイバーテキストはもう存在するが、それらは絵という影響力は持っていない。私がそう言えるのは、長年に渡り、我々が絵なしでのプレイテストをしてきた経験からである。
私は、ステッカー上では完成しているセットで何度もプレイしてきたのだ。それが、開発部がマジックをプレイする実態だったのだ。そして、その後で、我々は実際の商品となったブースターを手にするのである。実際のカードを使っての最初のゲームは、全く違う体験だった。テキストはまったく同じなのである。違っているのはアートが追加されていることだけなのに、もっと優れた別のセットであるように感じられたのだ。開発部はそのことを非常に重要であると認識し、アートを可能な限り早い段階でカードに入れられるよう、プレイテスト用カードを作る方法を変更した。アート無しでの外部プレイテストについては廃止した(存在しているアートを使うようにした)のである。
エキスパンションのカードすべてにイラストを付けるのはハードルが高いので、せめて一部のカードにはフレイバーテキストを付けておきたいと思います。これもこれで、決して楽ではないので、努力目標ですが。