神河現代 - メカニズム
2022年1月28日 Magic: The Gathering コメント (2)
ネオ神河のメカニズムが発表されました。
それぞれについて、思うところを書きます。
翻訳記事その他 2022.1.28 『神河:輝ける世界』のメカニズム
https://mtg-jp.com/reading/translated/0035754/
換装
普段はクリーチャーですが、換装コストを支払うことで装備品のように装備できる能力です。
アーティファクトが持つ能力なので、現代側のメカニズムでしょう。
MTGで言えばリシドを思い出す能力でしょうか。
オーラになる能力で、能動的にクリーチャーに戻せるという点も共通しています。
MTG以外では、デュエル・マスターズのクロスギアを連想させます。
クロスギアは、召喚も起動も同じコストなのが相違点です。
そして、デュエル・マスターズでのクロスギアはサムライとのシナジーがあったというのが、神河との奇妙な縁と言えるでしょう。
改善されている
装備品、自分のオーラ、カウンターがついてる(乗ってる)かを参照する用語です。
過去にオリカスレで、似たような用語を考えたことがあるので、少し嬉しくなりました。
http://forum.astral-guild.net/board/21/1622/83
現代側のアーティファクトテーマとも、伝統側のエンチャントテーマともシナジーできるので両方の陣営にあるでしょう。
気になるのは、相手の弱体化オーラでは「改善されている」に該当しないという自然な解釈である一方、-1/-1カウンターは該当する、という点です。
普通に考えれば改善とは言い難いのですが、ファイレクシアンにはむしろ「完成に近づいた」という解釈ができるためでしょうか。
英雄譚
既出メカニズムの再利用です。
エンチャントのサブタイプなので、伝統側のメカニズムでしょう。
これまでの神河の歴史を表現している点も、伝統側にふさわしいと言えます。
現代側が新登場メカニズム、伝統側が再利用メカニズムとなったのが面白いところです。
個別のカードは同日公開の別記事(※1)にて多数紹介されています。
また、旧神河から千年以上も経過しているので、再登場が難しいと思われていたキャラクターを、肖像という形で英雄譚の裏側にて登場させたのは予想外でした。
エンチャント・クリーチャーなので、フレイバー的には実体ではなくイメージや記憶という表現になる一方、メカニズム的にはエンチャントシナジーを継続できる、名案だと思います。
忍術
旧神河で登場し、その後も特殊セットにて何度も登場したメカニズムが、再訪にあたって再録されました。
主人公が忍者PWであり、人気の高いメカニズムなので、再登場は当然でしょう。
ただ再登場させただけではなく、忍術で出すことによって追加効果を得られるカードも登場するようです。
魂力
これも旧神河でのメカニズムを再録したものです。
忍術に比べると影が薄いのですが、シンプルなメカニズムであり、最近でも『モダンホライゾン2』にて新カード《霊光の流れ者/Ghost-Lit Drifter》が登場したので、考えてみると可能性は高い方だったと言えます。
新しく登場したものは、スピリット以外でもクリーチャー以外でも持つようになり、さらに普通にプレイした場合のメカニズム的関連性はなくなりました。
魂力から出来事がデザインされたことは以前に日記にしました(※2)。
この変更で、より出来事に近くなったと言えます。
出来事と違って1枚分の仕事しかしませんが、出来事のカードパワーを考えると、こちらの方が無難でしょう。
補足1
ここでは紹介されていませんが、キーワード・カウンターが再登場することが分かっています(※3)。
改善メカニズムとのシナジーが期待できるでしょう。
補足2
ここでは紹介されていませんが、ファイレクシア化したタミヨウが専用のキーワード能力「完成化」を持っています(※4)。
ファイレクシアマナと混成マナを合わせたような能力です。
わざわざ新シンボルとキーワード能力を作ったのですから、新ファイレクシアに再訪する際にはファイレクシアマナが再登場し、新しいファイレクシアンPWが誕生することでしょう。
※1
翻訳記事その他 2022.1.28 『神河:輝ける世界』の英雄譚
https://mtg-jp.com/reading/translated/0035755/
※2
神河資料 - 魂力から生まれた出来事 その1
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912191946504568/
神河資料 - 魂力から生まれた出来事 その2
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912202042161638/
※3
Making Magic -マジック開発秘話- 2022.1.28 『世界』の創造 その1
https://mtg-jp.com/reading/mm/0035751/
※4
翻訳記事その他 2022.1.28 『神河:輝ける世界』をコレクションする
https://mtg-jp.com/reading/translated/0035753/
それぞれについて、思うところを書きます。
翻訳記事その他 2022.1.28 『神河:輝ける世界』のメカニズム
https://mtg-jp.com/reading/translated/0035754/
換装
普段はクリーチャーですが、換装コストを支払うことで装備品のように装備できる能力です。
アーティファクトが持つ能力なので、現代側のメカニズムでしょう。
MTGで言えばリシドを思い出す能力でしょうか。
オーラになる能力で、能動的にクリーチャーに戻せるという点も共通しています。
MTG以外では、デュエル・マスターズのクロスギアを連想させます。
クロスギアは、召喚も起動も同じコストなのが相違点です。
そして、デュエル・マスターズでのクロスギアはサムライとのシナジーがあったというのが、神河との奇妙な縁と言えるでしょう。
改善されている
装備品、自分のオーラ、カウンターがついてる(乗ってる)かを参照する用語です。
過去にオリカスレで、似たような用語を考えたことがあるので、少し嬉しくなりました。
http://forum.astral-guild.net/board/21/1622/83
現代側のアーティファクトテーマとも、伝統側のエンチャントテーマともシナジーできるので両方の陣営にあるでしょう。
気になるのは、相手の弱体化オーラでは「改善されている」に該当しないという自然な解釈である一方、-1/-1カウンターは該当する、という点です。
普通に考えれば改善とは言い難いのですが、ファイレクシアンにはむしろ「完成に近づいた」という解釈ができるためでしょうか。
英雄譚
既出メカニズムの再利用です。
エンチャントのサブタイプなので、伝統側のメカニズムでしょう。
これまでの神河の歴史を表現している点も、伝統側にふさわしいと言えます。
現代側が新登場メカニズム、伝統側が再利用メカニズムとなったのが面白いところです。
個別のカードは同日公開の別記事(※1)にて多数紹介されています。
また、旧神河から千年以上も経過しているので、再登場が難しいと思われていたキャラクターを、肖像という形で英雄譚の裏側にて登場させたのは予想外でした。
エンチャント・クリーチャーなので、フレイバー的には実体ではなくイメージや記憶という表現になる一方、メカニズム的にはエンチャントシナジーを継続できる、名案だと思います。
忍術
旧神河で登場し、その後も特殊セットにて何度も登場したメカニズムが、再訪にあたって再録されました。
主人公が忍者PWであり、人気の高いメカニズムなので、再登場は当然でしょう。
ただ再登場させただけではなく、忍術で出すことによって追加効果を得られるカードも登場するようです。
魂力
これも旧神河でのメカニズムを再録したものです。
忍術に比べると影が薄いのですが、シンプルなメカニズムであり、最近でも『モダンホライゾン2』にて新カード《霊光の流れ者/Ghost-Lit Drifter》が登場したので、考えてみると可能性は高い方だったと言えます。
新しく登場したものは、スピリット以外でもクリーチャー以外でも持つようになり、さらに普通にプレイした場合のメカニズム的関連性はなくなりました。
魂力から出来事がデザインされたことは以前に日記にしました(※2)。
この変更で、より出来事に近くなったと言えます。
出来事と違って1枚分の仕事しかしませんが、出来事のカードパワーを考えると、こちらの方が無難でしょう。
補足1
ここでは紹介されていませんが、キーワード・カウンターが再登場することが分かっています(※3)。
改善メカニズムとのシナジーが期待できるでしょう。
補足2
ここでは紹介されていませんが、ファイレクシア化したタミヨウが専用のキーワード能力「完成化」を持っています(※4)。
ファイレクシアマナと混成マナを合わせたような能力です。
わざわざ新シンボルとキーワード能力を作ったのですから、新ファイレクシアに再訪する際にはファイレクシアマナが再登場し、新しいファイレクシアンPWが誕生することでしょう。
※1
翻訳記事その他 2022.1.28 『神河:輝ける世界』の英雄譚
https://mtg-jp.com/reading/translated/0035755/
※2
神河資料 - 魂力から生まれた出来事 その1
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912191946504568/
神河資料 - 魂力から生まれた出来事 その2
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912202042161638/
※3
Making Magic -マジック開発秘話- 2022.1.28 『世界』の創造 その1
https://mtg-jp.com/reading/mm/0035751/
※4
翻訳記事その他 2022.1.28 『神河:輝ける世界』をコレクションする
https://mtg-jp.com/reading/translated/0035753/
コメント
依然こちらでオリジナル神河を作成した時の提案はDMにおいてはシノビの第三色が自然文明であると聞いて閃いたのですが
公式もDMのカラーパイを輸入したという事ですかね。