神河現代 - 公式ストーリー第8章
2022年1月20日 Magic: The Gathering コメント (2)
公式サイトで、ネオ神河のストーリー記事と新カード《啓蒙の時代》のアートが公開されました。
今回も、旧神河と新神河の間を補完する内容を語っています。
時系列は、前日の《戦乱時代》の後でしょう。
再び平和が訪れたのですが、その後にまた変化がありました。
精霊の世界の神が、定命の世界に送り込まれる、裂け目が生じたことです。
神自身が困惑していることから、神の乱のように意図的に移るものには思えません。
その後、樹海の僧侶、皇国の兵、水面院の学者とが協力して「統合のゲート」なるものを開発することで、神が安全に移り住めるようになったとのことです。
今回のアートはその偉業を記念したものでしょう。
神の乱より前の神河は、神と定命との世界は分け隔てられていました。
終戦後にまた戻るとなると、神との関わり方はどうなるのかと思っていましたが、神の乱ほどではないにせよ、以前よりも定命の世界に神が多くいるようです。
「統合のゲート」の詳細は不明なので、今後のストーリーやカードで語られる可能性を期待しています。
神河の職人たちは、啓蒙の時代を祝するために絹の刺繍の壁掛けを織り上げた。
香醍(きょうだい)の導きと知啓とともに、皇国は長く続く平和と繁栄の時代を迎えた。芸術が花開いてあらゆる街路に演者が立ち並び、神との関係改善が図られ、定命は魔法に満ちた調和ある人生を送った。水面院(みなもいん)は、生活を向上させる研究を行う透明性を約束して再建された。新たな法が作成され、あらゆる民への――定命も精霊も――公正な扱いが確保され、指導者たちへの信頼が新たにされた。
数十年、数百年が過ぎると、神河の定命たちは住処を共にする神の増加に気付いた。それらの中には友好的な神もいたが、多くはむしろ狼狽しており、危険ですらあった。神に仕えて生きてきた樹海の兵団が調査に乗り出した。彼らは混乱した神をこの世界に吐き出す空気中の奇妙な裂け目を発見した。定命と精霊の領域が重なり始めており、ふたつはやがてひとつの世界へ統合すると思われた。
樹海の兵団はこの発見を永岩城(えいがんじょう)と大田原(おおたわら)に伝えた。彼らは皇国や水面院と協力し、後に「統合のゲート」として知られるものを開発した。水面院の学者たちはその知識を用いてゲートの機構を改良した。皇国は兵を用いてゲートを建造した。そして樹海の兵団は神を歓迎し、新たな故郷へと迎えた。力を合わせ、定命は新たに発生した裂け目の周囲にゲートを建造していった。神が安全に、新たなひとつの神河の一部となれるように。
この壁掛けに描かれた三人は、統合のゲートを開発した定命の三組織を体現している。歴史的かつ抽象的な解釈で空に描かれた裂け目を中心として、彼らは次なる神の訪問者を迎えるべく待ち構えている。樹海の兵団を象徴する僧は片手を挙げ、この素晴らしき繁栄の時代を導いている。
引用元
神河:輝ける世界 EPISODE 08
神河史譚:啓蒙の時代
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035729/
今回も、旧神河と新神河の間を補完する内容を語っています。
時系列は、前日の《戦乱時代》の後でしょう。
再び平和が訪れたのですが、その後にまた変化がありました。
精霊の世界の神が、定命の世界に送り込まれる、裂け目が生じたことです。
神自身が困惑していることから、神の乱のように意図的に移るものには思えません。
その後、樹海の僧侶、皇国の兵、水面院の学者とが協力して「統合のゲート」なるものを開発することで、神が安全に移り住めるようになったとのことです。
今回のアートはその偉業を記念したものでしょう。
神の乱より前の神河は、神と定命との世界は分け隔てられていました。
終戦後にまた戻るとなると、神との関わり方はどうなるのかと思っていましたが、神の乱ほどではないにせよ、以前よりも定命の世界に神が多くいるようです。
「統合のゲート」の詳細は不明なので、今後のストーリーやカードで語られる可能性を期待しています。
コメント
「統合のゲート」という言い方なのが、
個人的に気になりました!
今回の記事では触れられていませんが、
このころすでに、水面院あたりでサイバーパンクに繋がる技術が開発され始めており、「統合のゲート」にも、その技術が使われているのかもしれませんね。
そして「いずれ、神の世界と定命の世界は一つになるだろう」という問題は、カイトの過去話でも現在進行形で出てきたので、今後のメイン・ストーリーにもかかわって来そうですね!