神河現代 - 公式ストーリー第3章
2022年1月13日 Magic: The Gathering コメント (2)
公式サイトで、ネオ神河のストーリー記事が公開されました。
昨日のものに続き、現代のストーリーではなく、過去の神河のストーリーの要約です。
これも同程度の短さです。
前回が、梅澤俊郎のうの字も出てこなかったのに対し、今回は梅澤俊郎がストーリー内でどのような活躍をしてきたかを説明しています。
最後に《梅澤俊郎の生涯》という新カードへのリンクが貼られています。
見覚えのある者たち、彼を忘れていない者たち、と言えば《貪る混沌、碑出告》が新カードとして登場が確定しています。
梅澤の家名を受け継ぐ者、についてもすでに《梅澤悟》がカードとなって公開されています。
この他にも同様の存在が登場するか、気になるところです。
今田魅知子と大口縄の娘がすぐに思い当たります。
神河を守護する存在として現代においてもなお健在であることでしょう。
補足
公式で旧ストーリーのまとめが出された折、私的に旧ストーリーや背景設定をまとめている動画を見つけました。
【MTGストーリー】神河物語ブロック(旧神河) 背景ストーリー紹介
https://www.youtube.com/watch?v=gjYoMNVDkvo
【MTGストーリー】神河次元の世界観(旧神河)背景設定解説
https://www.youtube.com/watch?v=GPQ7eJBupaI
公式記事を読んで、もっと詳しく知りたくなった人にはちょうどいいぐらいの情報量にまとまっていると思います。
昨日のものに続き、現代のストーリーではなく、過去の神河のストーリーの要約です。
これも同程度の短さです。
前回が、梅澤俊郎のうの字も出てこなかったのに対し、今回は梅澤俊郎がストーリー内でどのような活躍をしてきたかを説明しています。
何よりもまず、俊郎は無頼の徒であった。
梅澤俊郎(うめざわ としろう)は困難な人生を歩んだ。無関心な態度と私欲から彼は嫌われ、信用されなかった。どこへ行こうとも彼は命の危機に直面した。だからこそ俊郎は、自分本位という絶対的な人生観を築いたのかもしれない。
そこに見返りや利益がなければ、俊郎は興味を抱かなかった。そして関わったなら真っ当な戦いにならないように、そして勝てなかったとしても、せめて求めたものを手にして抜けるよう全力を尽くした。彼は、十手の腕で悪名高い熟達の剣士であり、漢字を書いて魔法を行使する優れた魔道士でもあった。
ある時、彼は好奇心と欲から霜剣山(そうけんざん)へ向かい、そこで鬼を崇拝する大峨(おおが)の碑出告(ひでつぐ)に遭遇した。俊郎は碑出告を説得して手を組み、「氷山の仇討ち人」(訳注:原語のHyozan Reckonersは『神河:輝ける世界』における「氷山勢団」のそれに同じ)として知られる集団を創設した。仇討ち人たちの中心となる主義は、誰かが誰かを傷つけたなら、全員がその復讐を執り行うというものだ。この結束を守らせるため、構成員たちは破ることのできない血の誓いを捧げた。
その本性に違わず、俊郎はやがてこの血の誓いを抜け出す方法を見つけ出した。彼は更なる力のために氷山の仇討ち人たちを裏切り、彼らを捨てた。
俊郎は闇を統べる強大な神、夜陰明神(やいんみょうじん)のしもべとなることで最強の仲間を得た。この神の力を俊郎は利用できるようになり、その中には神河のあらゆる影を渡り歩くというものも含まれていた。
「仲間」はわずかであった一方、俊郎には多くの敵がおり、彼を危険な状況へと引き込んだ。例として、
・ムーンフォークの交渉を邪魔し、命を狙われるようになった。
・力ある神に強化された悪忌(あっき)の群れと戦った。
・悪意ある月の精霊に騙されるのを拒んだ。
・大蛇人(おろちびと)に捕らえられ……だが抜け出して襲いかかり、彼らが信奉する強大な森の神を精霊界へと追い返した。
・犯罪王の裏をかき、その下僕たちを打ち負かし、途方もない宝物を盗み出した。
・強力な氷の神を捕らえ、その力を自分のために利用した。
・魔術の学院、水面院(みなもいん)へと鬼を放った。
・大名の城である永岩城(えいがんじょう)から騎乗用の巨大な蛾を盗んだ。
・大蛇人に捕らえられ……またも抜け出した。
・夢に侵入してきたムーンフォークを追い返した。
・大名の軍とこの次元最強の神に捕らえられることなく逃げ延びた。
とはいえ、俊郎の人生でも最も重要な冒険は、神の乱との関わりであると考えて間違いない。
歴史的記録は俊郎を、魅知子(みちこ)姫に誓いを捧げた気高く献身的な人物であるように描きがちである。だが俊郎が魅知子に協力したのは、姫からの恩義を受けても決して損はないと判断したために過ぎない。だがこの自分本位な考えは、やがて神河を救うことになる。魅知子を守ろうと奮闘する中、俊郎は奪われし御物を君主 今田(こんだ)から盗み出し、それが魅知子と交信する方法を見出した。そして魅知子は囚われの神を解放した。後に神河の守護者となる香醍(きょうだい)である。
だが、世界を救う冒険は俊郎にとって実りあるものではなかった。魅知子と香醍を救うために彼は夜陰明神に与えられた力を悪用し、主の意に背いて用いた。罰として明神は俊郎を神河次元から追放し、彼は二度と戻ることはなかった。
以来神河では千年以上が過ぎたが、俊郎の冒険の物語に心動かされる者は今も存在する。長い年月を経ようとも、見覚えのある者たちが、彼を忘れていない者たちが今もこの次元に生きているかもしれない……あるいは、梅澤の家名を受け継ぐ者すらいるかもしれない。
引用元
神河:輝ける世界 EPISODE 03
神河史譚:梅澤俊郎の生涯
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035714/
最後に《梅澤俊郎の生涯》という新カードへのリンクが貼られています。
見覚えのある者たち、彼を忘れていない者たち、と言えば《貪る混沌、碑出告》が新カードとして登場が確定しています。
梅澤の家名を受け継ぐ者、についてもすでに《梅澤悟》がカードとなって公開されています。
この他にも同様の存在が登場するか、気になるところです。
今田魅知子と大口縄の娘がすぐに思い当たります。
神河を守護する存在として現代においてもなお健在であることでしょう。
補足
公式で旧ストーリーのまとめが出された折、私的に旧ストーリーや背景設定をまとめている動画を見つけました。
【MTGストーリー】神河物語ブロック(旧神河) 背景ストーリー紹介
https://www.youtube.com/watch?v=gjYoMNVDkvo
【MTGストーリー】神河次元の世界観(旧神河)背景設定解説
https://www.youtube.com/watch?v=GPQ7eJBupaI
公式記事を読んで、もっと詳しく知りたくなった人にはちょうどいいぐらいの情報量にまとまっていると思います。
コメント
個人的には、少し意外でした。
そして、歴史的資料に書かれている「魅知子姫に誓いを捧げた気高く献身的な人物」としての梅澤についても、気になります。
ストーリーで触れられる可能性は低いでしょうけど、想像するだけで、ニヤリとしてしまいます。
フレーバーテキストで出てくるぐらいの可能性はありそうです。