神河現代 - 公式ストーリー第2章
2022年1月12日 Magic: The Gathering コメント (2)
公式サイトで、ネオ神河のストーリー記事が公開されました。
とは言っても、現代のストーリーではなく、過去の神河のストーリーの要約です。
短くまとめられているので、簡単に読み通せるでしょう。
最後に、《神の乱》という新カードへのリンクが貼られています。
名前からして、英雄譚や伝説のソーサリーのように、過去の出来事をカード化したものでしょう。
過去の神河のストーリーが、大昔の出来事というだけでなく、現代の神河にも何らかの形で現れているのかは気になるところです。
とは言っても、現代のストーリーではなく、過去の神河のストーリーの要約です。
短くまとめられているので、簡単に読み通せるでしょう。
神と定命は、かつて調和の内に暮らしていたが君主 今田(こんだ)の統治期に全てが変わってしまった、というのが現在の定説である。
永遠の権力という無謀な野望を抱き、永岩城(えいがんじょう)の君主である今田は精霊界からとある品を盗み出した。その品は、神河最強の神である大口縄(おおかがち)の「子供」だったのだ。その宝を得て君主 今田は超自然的な力と不死を得、国は栄えた。
しかしながら、今田の不敬な行動は彼が予想する以上の破壊的な結果をもたらした。自身の一部を喪失した大口縄は精霊界を無秩序に暴れ回り、神河次元のあらゆる神に影響を及ぼした。苦しんだ彼らは定命の世界に散発的に顕現し、その場所へと苦痛と破壊をもたらした。この時代に最も崇敬された心優しき神のうちの数柱すら、それを奉ずる人々に襲い掛かった。一方の今田は奪われし御物を失う恐怖から、やがて偏執に墜ちていった。
神の攻撃は二十年に渡って続いた。人間たちは今田の行いを知らぬまま、自分たちは神の怒りを招くような過ちを犯したのだろうかと訝しんだ。民にとっては今田こそが唯一の救い手であり、大いなる神の怒りに立ち向かえる唯一の存在だった――とはいえ、その力の源が何であるかは知られていなかった。
神の乱が最も激化した時、大口縄は引き裂かれた自らの一部を探して定命の世界に現れた。子の痕跡を追い、この超巨大な精霊は憤激を世界に放ち、その跡に死と破壊を残していった。
奪われし御物が砕かれ、囚われの神が解き放たれて神の乱はついに終結を迎えた。解放された神は君主 今田の娘である魅知子(みちこ)とともに大口縄を打倒してその破壊的な蹂躙を止めさせ、今田にも死という罰を与えた。
ここに描かれたアートは、希薄なヴェールを通って現れた大口縄の美と恐怖を強調している。このドラゴンにして精霊の物語は神の乱とともに終わった。だがその姿と強烈な破壊の伝説は今なお、神河の全歴史でも最も重要な出来事として生き続けている。
引用元
神河:輝ける世界 EPISODE 02
神河史譚:神の乱
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035711/
最後に、《神の乱》という新カードへのリンクが貼られています。
名前からして、英雄譚や伝説のソーサリーのように、過去の出来事をカード化したものでしょう。
過去の神河のストーリーが、大昔の出来事というだけでなく、現代の神河にも何らかの形で現れているのかは気になるところです。
コメント
言われるように、神乱の知識を知っていることが前提のストーリーになるのかもしれませんね!
個人的にパッと思いつくのは、
他の神に命令ができるポンポンちゃんが、大口縄(や香醍)と関係があるというストーリーですが、はたして……。
全ての人が公式記事を読むわけではありませんから、知らなくても十分楽しめるようにデザインしているでしょう。
その上で、知っているとさらに楽しめる、というぐらいの関わり方だとは思います。