神河当時 - ASK WIZARDS 過去カードのリメイク
神河当時 - ASK WIZARDS 過去カードのリメイク
神河当時 - ASK WIZARDS 過去カードのリメイク
July 8, 2005
Q: "Saviors seems to be the ’throwback’ set. You’ve reprinted Gerrard’s Wisdom as Presence of the Wise, Umbilicus as Blood Clock, Fork in blue as Twincast, White and Black Knights in samurai form, a whole cycle of Maros, etc. Is there a reason for all these links to the past?"
--Matthew
Brisbane, Queensland, Australia

A: From Brian Tinsman, Magic R&D:

"Matthew,

"Saviors doesn’t really have an exceptional amount of throwbacks. I haven’t heard many people point out that in Betrayers we reprinted Spore Frog as Kami of False Hope, or Gaseous Form as Heart of Light, or Phantom Wings as... uhh... Phantom Wings. Maybe it’s just that the cards you mention in Saviors were more memorable and tournament-worthy cards in their day. I guess that makes the question ’Why did Saviors reprint variants of so many popular old cards?’ One reason is that when we started thinking about the hand size theme we thought it would be a great chance for some of those beloved high-profile cards to do their thing in a new environment. The Maros, Presence of the Wise, and Blood Clock are all examples of well-known cards that gain a lot of synergies from all being in the same environment together.

"In regard to Twincast and Hand of Cruelty / Hand of Honor, sometimes the third set is where cool cards that got kicked out of the other two sets end up."

引用元
ASK WIZARDS - JULY, 2005 Posted in Feature on July 1, 2005
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/ask-wizards-july-2005-2005-07-01


WotCに送られた質問に答える記事"ASK WIZARDS"の2005年7月分です。

この中から取り上げるのは、「『神河救済』に先祖返りのカード、過去カードのリメイクが多いのは理由があるのか?」という質問です。
例として以下のカードを挙げています。
《ジェラードの知恵/Gerrard’s Wisdom》の同型再版である《知者の存在/Presence of the Wise》
《生命維持コード/Umbilicus》の同型再販である《血時計/Blood Clock》
《Fork》の色変えである《双つ術/Twincast》
《白騎士/White Knight》《黒騎士/Black Knight》の侍バージョンである《名誉の手/Hand of Honor》《残虐の手/Hand of Cruelty》
《マロー/Maro》の5色サイクルである《初めて立ったもの、清麻呂/Kiyomaro, First to Stand》他4枚。

回答は、『神河救済』が特に多いわけではなく、他のセットでもやっている、とのことです。
例として、『神河謀叛』のカードを挙げています。
《胞子カエル/Spore Frog》の色変えである《偽りの希望の神/Kami of False Hope》
《ガス化/Gaseous Form》の色変えである《光の心/Heart of Light》

『神河救済』に多いように見えるのは、トーナメントで活躍したカードにそうしたカードが多いからではないか、と筆者は推測しています。
知恵テーマを扱うにあたって、過去の名カードの中から再利用したくなるカードが多かった、という訳です。
確かに、マイナーなカードをリメイクしても気づきにくいでしょう。
また、連繫や転生など、神河オリジナルのメカニズムでは、過去カードのリメイクはできません。
意識してはいなかったものの、考えてみるとそうした先祖返りに適したセットだったということです。

なお、《名誉の手/Hand of Honor》《残虐の手/Hand of Cruelty》については、前2セットに入り切らなかったのが第3セットに入った、という経緯だそうです。

神河に再訪するにあたっては、過去の神河のカードのリメイクやオマージュがあると期待しています。
イニストラードでは、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》の変遷を描いた《逸脱した研究者/Aberrant Researcher》や《完成態の講師/Docent of Perfection》が作られているように。
もっとも、2000年も経過した世界なので、神はともかく定命のキャラクターはまずそのまま登場するわけにはいきません。
《初めて立ったもの、清麻呂》が過去の偉人であったように、英霊という形でのリメイクがあり得ると考えられます。



補足1
記事として取り上げることはありませんが、同記事で触れられている神河の事柄について、付記しておきます。

July 11, 2005の質問
Q.《深遠の覗き見/Peer Through Depths》《霧中の到達/Reach Through Mists》《砂のふるい分け/Sift Through Sands》のアートで、キャラクターが入手しようとしているアイテムは何なのか?
A.思考や記憶など、精神領域におけるものを表したシンボルである。
なお、これら3枚のアートは、神滝/Kamitaki Falls周辺の異なる3箇所である。

補足2
記事として取り上げることはありませんが、神河のことが触れられているものについて、付記しておきます。

ルールQ&A記事
REGIONALS WRAPPED UP Posted in Feature on July 2, 2005
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/regionals-wrapped-2005-07-02

コメント

レベラー
2021年10月23日21:25

>神河に再訪するにあたっては、過去の神河のカードのリメイクやオマージュがあると期待しています。

記事で言われているように、過去のキャラクターの霊や神の登場が、非常に楽しみです。
ドミナリアに行ってしまった梅澤は霊としても出ないでしょうが、
今田魅知子と香醍は、まだ神河を守っているでしょうし、各色の明神や神も、少なくとも隠り世にはいそうです。
こういった要素が、どのように「サイバーパンク世界」と絡むのかを考えると、本当にワクワクします。
《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》の変遷のように、現代化した本殿や神本人が出てくることに期待です。

研究者
2021年10月24日7:43

ポジションの重要性上、明神や今田魅知子&香醍は登場の可能性が高いですね。
テーロス再訪でも神は再登場していましたので。
サイバーパンク世界との絡み方が、予測できませんが、それはそれで楽しみです。

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