昨日の記事の続きです。
記事の残りの部分は、各種カードを取り上げて、それらにまつわるエピソードや感想などを書いています。
この中から取り上げるのは、《寄せる潮のずべら/Rushing-Tide Zubera》です。
『神河物語』のずべらのフレイバーテキストでは、本殿の破壊に言及していました。
新しいずべらでも本殿に触れつつ、かつ、メカニズムをストーリーにも絡めたいと筆者は考えていました。
「本殿が破壊されて定命の世界に囚われていたずべらは、"殺される"方法を探し求めている。
それは、新しく得た知識を持って、神の世界に帰るためである」というものです。
なぜ死亡することで利益を得るのか、ということをうまく説明しています。
フレイバーテキストは、背景ストーリーを説明したり、カードのメカニズムを説明したりするものです。
その中でも、2つを両立できたこのカードのフレイバーテキストは見事と言えるでしょう。
Rushing-Tide Zubera (Rich Amtower) - "Because I’m relatively new to the world of Magic, I felt pretty nervous about how much creative freedom we had in generating the ideas that drove the world of Kamigawa. When I was at a loss for ideas, I would look back at previous sets and see what concepts had been introduced, and then I would look for ways to expand on them. I loved the zubera from the previous set (and I had a partial hand in their flavor text as well), so I wanted to tie this card back into the overall plotline both by referring back to the destruction of the Honden and by tying their mechanic into the narrative. It’s almost as if these zubera, trapped in the mortal world, look for ways to be ’killed,’ to return to the spirit world and to bring what they have learned with them."
引用元
TALES FROM BEYOND THE VEIL Posted in Feature on June 13, 2005
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/tales-beyond-veil-2005-06-13
記事の残りの部分は、各種カードを取り上げて、それらにまつわるエピソードや感想などを書いています。
この中から取り上げるのは、《寄せる潮のずべら/Rushing-Tide Zubera》です。
『神河物語』のずべらのフレイバーテキストでは、本殿の破壊に言及していました。
新しいずべらでも本殿に触れつつ、かつ、メカニズムをストーリーにも絡めたいと筆者は考えていました。
本殿が崩れたことで隠り世から切り離されたずべらは、彼らの秘密を持ち帰るための新たな術を求め始めた。
引用元
《寄せる潮のずべら/Rushing-Tide Zubera》
「本殿が破壊されて定命の世界に囚われていたずべらは、"殺される"方法を探し求めている。
それは、新しく得た知識を持って、神の世界に帰るためである」というものです。
なぜ死亡することで利益を得るのか、ということをうまく説明しています。
フレイバーテキストは、背景ストーリーを説明したり、カードのメカニズムを説明したりするものです。
その中でも、2つを両立できたこのカードのフレイバーテキストは見事と言えるでしょう。
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