神河当時 - おまけのエピソード
昨日の記事の続きです。

おまけのマルチバース
さて、今回のコラムは私が担当なんですから、あとでアーロンの得意技を拝借して、ファイルを眺めている中から見つけた色々をお分けしましょう

(まあ、私はそれが面白いと思いましたし、みんなも私と同意見でしょう。ですよね? なら、そいつを悪用させてもらいましょう)。

AF 4/27: リミテッドじゃ、こいつは「X, T:対象の対戦相手にX点のダメージ。」みたいなプレイのされ方をされちゃうよ。
ps 4/28: 元々そういう意図が無いカードだとしたらそうかもね。
WW 4/30: ポールの意見はまったくもって正しいね。


Del 5/7: 《哀れみの壁/Wall of Tears》が強すぎるって意見があったのは面白いね。そもそもテンペストブロックに強すぎないものなんか無かっただろう? (・∀・)
bs 5/11: 《森の賢人/Wood Sage》はまあまあだと思うんだけどね。
PB 5/24: いやあ、あれもぶっ壊れてたよ。


WW 4/6: 無用の逸話的データ:こいつは俺がここしばらく見てきたどのカードよりも多く相手を投了に追い込んだぞ。


そして、イラストの質に関する某氏のコメント。

4/30: すんごい。ジョン・エイヴォンに土地を描かせたら右に出るものいないね。


そうですね。確かにいないね。

もうひとつおまけ
以下は神河謀叛に関して、あったかもしれないしなかったかもしれないことです。
1.[第二案] というニックネームで調整に回ってきた4マナのカードは、途中で6マナになり、7マナになり、8マナになり、さらにやる気のあったテストプレイヤー数名のおかげで10マナになってしまいました。
2.ある時期、攻撃クリーチャーを手札に戻す代わりに生け贄に捧げなければいけないゴブリンの忍者がいましたが、忍者が赤から外されたことで却下になってしまいました。
3.ヘンリー・スターンは会議で、後にマルチバースのコメントで予言をしました:ある種のコモンの、で1/1でどう見ても並みの能力のカードはブロック構築に入りえるんだそうです。
4.一時期、忍術のコストはかなり過激で、そのため「忍和」と呼ばれるデッキがフューチャー・フューチャー・リーグにおいてトップクラスでした。これは《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》ベースの親和デッキに軽い忍者を何枚か仕込んだものです。
5.青にマナ加速を与えるクリーチャーが調整を抜ける寸前まできましたが、最後の最後で脱落しました。
6.調整チームは白ウィニーを強くする方向に向かわせようと、白のレアに《ハルマゲドン/Armageddon》を追加しましたが、10日ほどでテストプレイヤーから反対意見が上がってきたことで、セットから排除になりました。
7.このセットの中には、現在のスタンダードにおいて1ターンキルの可能性が否定できないために途中で何回も落ちそうになりながらしぶとく生き残り、そのまま今でも残っているカードがあります。

今回はこれで終わりです。それではまた来週(か来月か来年にでも)

引用元
材木襲来 更新日 Latest Developments on 2005年 1月 14日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/latest-developments/%E6%9D%90%E6%9C%A8%E8%A5%B2%E6%9D%A5-2005-01-14


新カードのプレビューは終わりましたが、コラムにおまけが2つついています。2つ目のおまけの方に注目してみましょう。

1は、コストや記事の画像から《星の揺らぎ/Sway of the Stars》と分かります。

2で、赤の忍者が検討されていたのは意外でした。あまり隠密・工作という印象ではないからです。オリジナルエキスパンション『神河新生』では忍者を緑にも拡張していましたが、今度作るエキスパンションでは、赤に広げる実験をしてみるのも面白いかもしれません。

4の旧バージョンの忍術において、羽ばたき飛行機械/Ornithopter》と忍術が組み合わされたのは、後に『神河救済』が出てから「エラヨウ忍者」として実現したことを考えると、何とも不思議な因縁です。

5の青いマナ加速については、おそらく《涙の神/Teardrop Kami》のことでしょう。調整前では、どのパーマネントもアンタップできたとのことです。

7の1ターンキルについては、《猛火の群れ/Blazing Shoal》のことでしょう。スタンダードでこそ大成しませんでしたが、後のモダンにおいて、感染とのコンボが速すぎることから禁止を受けています。さすがに、そのことをこの時点で予測しようもないので、責められるようなものではありません。

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