神河資料 - 『統率者レジェンズ』の《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》
神河資料 - 『統率者レジェンズ』の《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》
神河資料 - 『統率者レジェンズ』の《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》
千の顔の逆嶋
赤子のころに孤児となった逆嶋顕至の将来は……退屈なものに思えました。商人となり、妻を娶り、数人の子供を得て、ささやかな財産を残して死ぬ。逆嶋は人生以上のものを求めました。一人の人生以上のものを。彼は仮面、扮装、鬘の達人となりました。そして富を得るために、好奇心を満たすためにあらゆる人々に扮しては神河社会のあらゆる階層に浸透しました。彼は熟達の幻影使い鎮撰のもとで学び、自らの心を白紙の巻物に変えて、演じる役割になりきることを学びました。彼は大峨の城塞、狐の森、空民の浮遊都市にすら侵入しました。逆嶋にとってはどれも簡単極まりないことでした。残る挑戦はただひとつ、神の領域である隠り世に侵入することです。

引用元
『統率者レジェンズ』の伝説たち その2
https://mtg-jp.com/reading/translated/0034545/


『統率者レジェンズ』に収録される伝説のクリーチャーの、ストーリーが解説された記事第二段です。

神河次元からは、《千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Faces》も収録されました。

前回の《東の樹の木霊》と異なり、『神河救済』で《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》として収録されています。また、逆嶋自身だけでなく、その関連カードである《逆嶋の手下/Sakashima’s Protege》《逆嶋の意志/Sakashima’s Will》も公開されました。

『プレインチェイス2012』で《逆嶋の学徒/Sakashima’s Student》が収録されたことといい、自身や関連カードの収録に恵まれているキャラクターです。コピー系のクリーチャーは多数いますが、伝説性に関与した能力も持つという個性が大きいのでしょうか。《騙り者、逆嶋》やアバター《Sakashima the Impostor Avatar》では名前をコピーしないことでレジェンド・ルールを回避しました。今回は直接レジェンド・ルールを無視する上に、自陣全体に影響を及ぼします。さながら、『神河謀叛』の《鏡の画廊/Mirror Gallery》です。

記事で語られているストーリーですが、当時公開されていた掌編『仮面の陰の顔』(※1)の要約となっています。詳細はそちらで把握する方がいいでしょう。ただし、日本語訳はwebアーカイブに残っていません。



※1
https://web.archive.org/web/20110518093013/http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/sok/sakashima

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