神河当時 - 《けちな贈り物/Gifts Ungiven》のプレビュー
『神河物語』9日目のプレビューです。

バック・トゥ・フューチャラマ

君も繰り返し登場するキャラクターってのは聞いたことがあるだろう……じゃ、繰り返し登場する血統ってのは? フユーチャラマのあまりにも短い放送の中で、三人のへんてこなヒッピーのキャラクターが、それぞれの一人ずつ登場していた。毎回毎回、それらはその回が終わる前に死んでしまう。一人はオミクロン・ペルセイ・8の支配者ラーーーに食われ、一人はペンギンに撲殺され、一人はドデカポディアンの移動型抑圧宮殿に踏み潰された。それらのピースをつなぎ合わせて事実を見つけるまで、再放送を何年も見続けなくちゃいけなかったよ。この三人のヒッピーは直接関係があって、我々は彼らと逆順に出会ってきてるんだ。我々が出会った最初の一人は、菜食主義者で麻薬常習者のフリー・ウォーターフォール二世。二人目は、ペンギン保護論者のペンギンハンター、フリー・ウォーターフォール一世。そして最後が一夫多妻主義者の弁護士、ウォーターフォール老師だ。ここからわかることは、どんなvfdjlkthヴいxckjうぇrhtやめろrlkhjkhvhくsけんtrkbzxlcvスコットdんけwrmんbzxdytfkjwんrgcすgあううううううううううえkrsjhtんkjzbvぎゅdすぇrjkhそっちの耳fqけjfrhさdくぁwせdrftgyじげんlprそれじゃ今週のプレビューカードに行こうか。これが僕からの贈り物だ。

こいつは《嘘か真か/Fact or Fiction》ってわけじゃない。こいつは《直観/Intuition》ってわけでもない。これはその間の狭くて興味深い隙間をえぐったものだ。こいつは必然的に両方のカードと比べられるだろうから、違いを見てみることにしよう。

比較対照
《けちな贈り物》 vs 《嘘か真か》
コストも同じ、スピードも同じ。《けちな贈り物/Gifts Ungiven》がめくれるのは1枚少ないカードで、どっちが手札に入るかを決めるのは君じゃなくて相手だ。しかし、《嘘か真か》でめくれるカードがランダムであるのに対し、《けちな贈り物》のカードは君がコントロールできる。そういうわけで、これはインベイジョンのカードほどは強くない(それでも僕の中じゃ十分だけどね)けど、だからってひどいカードってわけじゃない。一番重要なのは、これは同じような選んで分ける風のミニゲーム的な雰囲気を持っているし、カードの総枚数も増えるってことだね。

《けちな贈り物》 vs 《直観》
《けちな贈り物》は1マナ重くて、その分1枚多く公開でき、手に入るカードも1枚多い。どちらのカードでも、最後の選択は相手が行う。はっきりした違いは“名前の異なるカード”ってとこで、この違いが《けちな贈り物》の存在意義だ。驚くべきことじゃないだろうけど、このカードはテスト中は“修正版直感”って呼ばれていた。《直観》は本当は青のインスタント版《Demonic Tutor》(ライブラリーの中に欲しいカードが3枚あるなら、《直観》は間違いなくそれを持ってきてくれる)を意図していたわけじゃない。そして《けちな贈り物》は、確かに変わったやり方でカードを探し出してはくれるけど、それとははっきり違う。

どうやって《けちな贈り物》の内部の仕組みを利用してやるか? どうやってその制限を無効化してやるか? どうやって相手にぐうの音を言わせるような質問を与えるのか? こいつはマジックにおけるコバヤシマル(訳注:映画「カーンの逆襲」の中のシミュレーションテストに登場する、危機的状況に陥っている船の名前)になるかもね。だけど、今週はコンボを見逃さないように、きちんと順番にいかないとね。

引用元
恍惚の贈り物 更新日 Feature on 2004年 9月 9日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E6%81%8D%E6%83%9A%E3%81%AE%E8%B4%88%E3%82%8A%E7%89%A9-2004-09-09


当時を知る人であれば、間違いなく記憶に残っているであろう、強力なカードです。後には、《未知な領域》というリメイクも登場しました。イラストまで似せているほどです。

このプレビュー記事では、さらに過去の名カード《直感》《嘘か真か》と比較がされています。今からふり返って比較すると、デッキにおいて中心的役割を果たす、という点も違いだったと言えます。その名前を冠した「けち○○」というデッキを多数作り出すほどでした。




補足1
その他、詳しいことを語ろうとしても「MTG wiki」と被るので、そちらへのリンクを貼ります。
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%81%91%E3%81%A1%E3%81%AA%E8%B4%88%E3%82%8A%E7%89%A9/Gifts_Ungiven

補足2
今日紹介した記事では、引用した文章の前に、《骨齧り》がまた登場するのですが、省略しています。

補足3
同日、大蛇人のアートの記事も上がっているのですが、例によって画像のリンクが切れているので、取り上げません。
OROCHI ART PREVIEWS Posted in Arcana on September 9, 2004
https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/orochi-art-previews-2004-09-09

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