神河当時 - 《死者の嘆き、崩老卑/Horobi, Death’s Wail》のプレビュー
『神河物語』4日目のプレビューです。

今日の“お手軽デッキ”は、ちょっと先の未来を見てみようと思う。今回も普段どおりにデッキを組むけれど、普段と違うのは神河物語のプレビューカードを使うことだ……おまけにカード4枚が費用ゼロだしね!

どうしてゼロかって?まあ、単に Magic Online のトレードルームで探してて、結果がゼロだっただけなんだけどね。

かつて、あるプレイヤーは絶大な信頼を置き、他のプレイヤーは一笑に付していた2体のクリーチャーがあった。どちらもかつては笑いものになったものの、構築デッキにも入ってきたこともある。ルールがまだきちんと整備されていなかった頃、この2体のクリーチャーに対して何百万もの「これできるの?」なんて質問が飛び、ジャッジは頭痛を抱えたもんだ。その2体のクリーチャーとは、《卑屈な幽霊/Skulking Ghost》と《卑屈な脱走者/Skulking Fugitive》だ。

それでは、この卑屈軍団の長老の登場といこう……。

4マナ4/4飛行は一笑に付すわけにはいかないだろうけど、そこには能力がついている。えーと、能力だね。パルメザン抜きのピザなんて考えられないだろう? この能力は嬉しくなっちゃうぐらい対称的で、君も相手もその呪いを被るのさ。まあ、いい面から見れば、こいつは何の弱点もないと言えるかもね。なにせ、相手もそれを食らうんだから。別な面から見れば、このクリーチャーはアドバンテージを持っているとも言える。君は自分のデッキをそこを回避するように組める一方で、相手はまあ……何と言うか……卑屈になっちゃうんだから。

引用元
お手軽デッキ:崩老卑の軍団 更新日 Building on a Budget on 2004年 9月 3日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/building-budget/%E3%81%8A%E6%89%8B%E8%BB%BD%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%EF%BC%9A%E5%B4%A9%E8%80%81%E5%8D%91%E3%81%AE%E8%BB%8D%E5%9B%A3-2004-09-03


これ以降は、《死者の嘆き、崩老卑》を活かすために、起動型能力を持ったクリーチャーなどを入れたデッキが紹介されています(詳細は実際に記事を読んでください)。

最近は、プラスの効果は自分のパーマネントのみを対象にし、逆にマイナスの効果は対戦相手のパーマネントのみを対象にする傾向にあります。当時はそうした方針がなかったので、ダメージ軽減やパンプ能力を対戦相手のクリーチャーに使い、《死者の嘆き、崩老卑》とのコンボで除去する、ということは今よりもやりやすいでしょう。

コメント

nophoto
Sin
2020年4月13日17:42

確か親和対策でチラホラ使われていたクリーチャーですね。
4マナは重いけど電結シリーズや各種装備品を機能停止に追い込めるリターンは魅力的だったということでしょうか。

研究者
2020年4月13日20:27

そう言われてみれば、確かに有効そうですね。

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