『神河物語』4日目のプレビューです。
MTGにおける初のレアであるネズミが《骨齧り》でした。現時点でさえ、レアのネズミはわずかに4体で、《群れネズミ》以外はすべて神河ブロックです。神河における黒の主要部族がネズミであり、他の次元でネズミが主要部族になることがないせいでしょう。強いて言えば、ラヴニカは都市次元であることから少しネズミに注目しているようで、先述の《群れネズミ》以外にも、ネズミ・トークンを出す《オーガの貧王》のようなカードもあります。
能力も、ネズミ算式でトークンを増やせる、実にネズミらしいものです。さらに、これはストーリー上の能力を反映したものとなっています。
また、今年はネズミ年です。年始の記事では、統率者デッキが公式で紹介されていました。
伝説のネズミは《鼠の短牙》や《鬼の下僕、墨目》もいます。しかし、それらはネズミ部族能力を持ちません。《骨齧り》が統率者に選ばれるのも当然です。
こうしたことから、初のネズミのレアとして充分に相応しい一枚と言えるでしょう。
かつて黒特集の時の僕の記事で、僕は「世の中にレアのネズミなんてものは存在しない」なんて文章を書いた(ああ、はいはい、《霧衣の究極体/Mistform Ultimus》ね。でも言いたいことはわかるだろうさ)。しかしどうやら、神河物語のデザイナーは僕をバカみたいな感じにしようとしてるみたいだね。ああ、どうやらこいつは、今後何ヶ月もの間僕を虜にするために登場してきたみたいだよ。他にどんな理由があって、こいつは毎日僕に向かって「やあ」なんて語りかけてくるんだい? こいつは陰謀だね。他にどんな理由があって、ブライアン・ティンズマンが夜に僕の部屋に忍び込んで、僕の豚さん貯金箱の中身を入れ替えるなんて事があるんだい? 絶対やつがやったんだ。他にどんな理由があって、僕がビル・ローズに僕の考えを盗まれないように、夜寝るときにアルミ箔の帽子をかぶっている件について、彼がなんのコメントをしないなんてことがあるんだい? 彼はそいつを出し抜く方法を見つけたからさ。他にどんな理由があって、神河物語にこのカードが入ったんだい?
幸いなことに、僕の黒特集の時のコラムに対して送られてきたコメントの多くは「そんなことするなんてあるわけが無いじゃん」とか「ほとんどが強制で捨て札させるんだけどね」とか「げげっ」とかで、そいつらはみんな正解さ。
さてさてさて。こちらをごろうじろーーネズミの親分の登場だ! ついに、マジックの歴史上の13体のネズミ(+《実験用ネズミ/Lab Rats》)(はいはい、+《霧衣の究極体》ね)のリーダーの登場さ。ちょっと奇妙に見えるかい? おそらく……単に推測だけど……ネズミは神河ブロックにおいて黒のメジャーな種族なんじゃないかと。おそらくは神河物語だけでも他に5体はいるんじゃないかなあと。でも、親分だけプレビューして、それと絡む他のクリーチャーを紹介しないってのは、あんまり意味がないよね。こいつはデッキのコラムなんだから、《骨齧り/Marrow-Gnawer》と関係する他のネズミも出す必要があるし、そこで彼がどんなことができるかを示さなきゃいけないだろう。今日は皆さんラッキーだよ――1回で6枚のプレビューだ! まずは《鼠のfdskmぇrしうあdhkっじぇwあっち行けjksdfcbんskyjスコットlbZLXDjwぇtるdvhckぁrbきSDfあうあうあうあうあうあうkjんtれrkじゃbc耳がwせdrftgyふじこlpんsjkdfgひzxkcjrんgkjわかったわかった、ちょっと予定を変えよう。今回は《骨齧り》のプレビューだけにするよ。
引用元
ネズミの年 更新日 Feature on 2004年 9月 2日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%81%AE%E5%B9%B4-2004-09-02
MTGにおける初のレアであるネズミが《骨齧り》でした。現時点でさえ、レアのネズミはわずかに4体で、《群れネズミ》以外はすべて神河ブロックです。神河における黒の主要部族がネズミであり、他の次元でネズミが主要部族になることがないせいでしょう。強いて言えば、ラヴニカは都市次元であることから少しネズミに注目しているようで、先述の《群れネズミ》以外にも、ネズミ・トークンを出す《オーガの貧王》のようなカードもあります。
能力も、ネズミ算式でトークンを増やせる、実にネズミらしいものです。さらに、これはストーリー上の能力を反映したものとなっています。
ストーリー
骨齧り/Marrow-Gnawerは神河物語に登場する、鼠人の長。もとは凡庸な戦士の一人であったが、ある日突然神/Kamiが憑依したような変貌を遂げ、指導者階級であった実兄を含む三匹の鼠人/Ratfolkを殺した。その後、竹沼/Takenuma Swanp最大の鼠戦士の支配者となり、また長としての才覚を発揮する。
骨齧りは一夜にして三つの鼠の群れの長を屠り、彼らを一つにした。いまや彼は最初の主君と呼ばれている。(骨齧り/Marrow-Gnawer・フレイバー・テキストより)
彼は鼠人の戦力不足を自身から補う方法をとり、自ら600もの子孫を残した。当然カードの能力はそのストーリー設定に基づいたものであるが、ゲーム中に600体までトークンが増えることは多分ないだろう。
彼は小説無頼の徒/Outlaw:Champions of Kamigawaと、その続編Heretic:Betrayers of Kamigawaにも登場している。梅澤俊郎/Toshiro Umezawaにはからかわれ、沼居の顔役である浦紋の頭や切苦にあごでこき使われるなどいいところがない。
鼠人の長としての才覚を見せる以前の出来事なのだと思われる。
引用元
http://mtgwiki.com/wiki/%E9%AA%A8%E9%BD%A7%E3%82%8A/Marrow-Gnawer
また、今年はネズミ年です。年始の記事では、統率者デッキが公式で紹介されていました。
今年の干支は子(ねずみ)。十二支のトップバッターであるネズミは小さな動物だが、多元宇宙のありとあらゆるところに生息する生命力の象徴とも言える存在だ。大型クリーチャーはいないのだが、軽量で扱いやすいもの・対戦相手を妨害することに長けたもの・群れで戦うものと、一癖も二癖もある良いカードを多数擁している。
黒の部族の1つであるネズミに注目してデッキを組もう! できる限り多くのネズミ・カードを取り上げることで読者の皆に知らなかったカードと出会ってもらおう! そんな思いからフォーマットは自然と統率者に。
伝説のネズミなんていたのか、と思われる方もいることだろう。神河次元には知性ある二足歩行のネズミのヒューマノイドがおり、伝説的な存在となっているものも多数おるのです!
それじゃあ早速リストを見てもらおう、《骨齧り》デッキだ!
引用元
岩SHOWの「デイリー・デッキ」 2020.1.1 謹賀新年! マジックはじめは《骨齧り》で!?(統率者戦)
https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0033608/
伝説のネズミは《鼠の短牙》や《鬼の下僕、墨目》もいます。しかし、それらはネズミ部族能力を持ちません。《骨齧り》が統率者に選ばれるのも当然です。
こうしたことから、初のネズミのレアとして充分に相応しい一枚と言えるでしょう。
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