神河自作 - 考察:カードの再録
『神河新生』では、カードの再録がありませんでした。「オリジナルエキスパンションだから全部オリジナルカード」という拘りがあった訳ではなく、今回はそうした、というだけです。

《帰化》のような基本的カードは変に捻って使いにくくするぐらいなら、再録の方が良いでしょう。

また、再録カードであっても、その世界にあったフレイバーを持たせることは可能です。例えば、『エルドレインの王権』における《自然への回帰》は、
「魔法が解けたしばらく後も、ハツカネズミはあの壮大な疾走を思い返していた。」
――― フェイの物語

というフレイバーと、馬車と馬がカボチャとハツカネズミに戻ったイラストがあり、『シンデレラ』の一場面であることが分かります。

『神河新生』で言えば、《飯綱落とし》のような名前を使わなくても、《垂直落下》を再録してフレイバーテキストで忍者が使う技の効果であることを表現することもできます(忍者が緑に拡張されていること前提ですが)。

こうした基本的カード以外でも、もちろん『神河物語』ブロックから再録することもあり得るでしょう。再録しにくいメカニズムを持っていると難しいですが。

また、特殊セットで新規に作られた神河のカードを再録するのもあり得ます。特に、《大蛇の大魔導師、かせ斗》《静刃の鬼》などは、かつての神河にはなかったクリーチャー・タイプの組み合わせです。『モダンホライゾン』の忍者は、アズラやゾンビなど、神河にはいないクリーチャー・タイプが少なくありません。こうしたクリーチャーがいる新しい神河世界を想像するのは、面白い試みでしょう。

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