メカニズムがスタンダード環境に再登場する難しさを表す値である、ストーム値というものがあります。神河のメカニズムのストーム値については、以前の日記でも触れました。

神河資料 - ストーム値
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202001032122145936/

公式記事では、各ブロック・エキスパンションのメカニズムのストーム値について、何本も記事が書かれています。その中で、ストーム値6の例として忍術が出ています。

ストーム値:『タルキール覇王譚』ブロック
更新日 Making Magic on 2016年 2月 29日
https://mtg-jp.com/reading/mm/0016574/
レベル6:再録する場所を必要としているものだが、あまり楽観視してはいない。
例:貪食、忍術、生体武器
この分類には、プレイヤーが好きだったがふさわしい場所を探すのが難しいメカニズムが含まれる。その理由は、たとえば特定のフレイバーに紐付けられていたり、特定のメカニズム的サポートが必要だったりするからなどがある。


ストーム値:『ラヴニカ』と『ラヴニカへの回帰』
更新日 Making Magic on 2016年 5月 2日
https://mtg-jp.com/reading/mm/0016858/
レベル6:再録する場所を必要としているものだが、あまり楽観視してはいない。
例:貪食、忍術、生体武器


ストーム値:『ゼンディカー』『戦乱のゼンディカー』ブロック
更新日 Making Magic on 2016年 11月 21日
https://mtg-jp.com/reading/mm/0018047/

再録する場所を探す必要があるが、私は可能性が高いとは思っていない
例:貪食、忍術、生体武器


ストーム値:『イニストラード』『イニストラードを覆う影』
更新日 Making Magic on 2017年 3月 27日
https://mtg-jp.com/reading/mm/0018619/

再録する場所を探す必要があるが、私は可能性が高いとは思っていない
例:貪食、忍術、生体武器


ストーム値:『ミラディン』『ミラディンの傷跡』ブロック
更新日 Making Magic on 2018年 6月 11日
https://mtg-jp.com/reading/mm/0030689/

再録するのにふさわしい場所を探す必要があるが、私は可能性が高いとはあまり思っていない。
例:貪食、忍術、生体武器


ストーム値:『カラデシュ』と『アモンケット』
更新日 Making Magic on 2019年 3月 25日
https://mtg-jp.com/reading/mm/0032250/
6 再録するのにふさわしい場所を探す必要があるが、私は可能性が高いとはあまり思っていない。
例:貪食、忍術、生体武器


同じくストーム値6のメカニズムとして、貪食と生体武器の名前もあります。

ストーム値6の意味するところは、「人気があって再録したいが、ふさわしい場所がない」のようです。

忍術はスタンダード環境でこそ再登場していないものの、特殊セットにおいて何度も登場しています。それだけ人気が高いということです。もし神河に再訪すれば再録は間違いないでしょう。

一方で、スタンダード環境での再録が難しいからこそ、せめて特殊セットで、という一面もあることは否めません。

良くも悪くもストーム値6の典型と言えます。

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