神河資料 - マローにインタビュー
2020年3月11日 Magic: The Gathering
ユースアンバサダープログラム(※1)において、子供達がウィザーズスタッフに、インタビューした記事です。
企画記事 2018.8.22 ユースアンバサダープログラム2018・レポート:第3回 マローにインタビュー
https://mtg-jp.com/reading/special/0031000/
子供たちにとっては、和風セットの『神河物語』があったことをそもそも知らないようです。無理もありませんが。
各種セットに、神河のカード(特に忍者)が入っていることや、神河をやり直したいと思っていることなどが語られています。
また、「日本のセットに何を入れたいか?」という逆質問に対して、子供たちからは色々な答えが返ってきました。
「日本のセットと言ったらこういうものが入っている」というイメージは重要です。
以前、日記に書いた通り、神河の教訓として「元ネタではなく、プレイヤーのイメージに忠実であるべき」というものがあります。
神河教訓 - トップダウン・デザインの手法
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912061829517801/
そうした点を考えると、神河に再訪した場合に、ここに上がったものがカード化したとしても、なんら不思議ではないでしょう。
※1 ユースアンバサダープログラムについては以下の通りです。
企画記事 2018.8.17 ユースアンバサダープログラム2018・レポート:第1回 マジック25周年記念プロツアー見学
https://mtg-jp.com/reading/special/0030956/
企画記事 2018.8.22 ユースアンバサダープログラム2018・レポート:第3回 マローにインタビュー
https://mtg-jp.com/reading/special/0031000/
日本にもっとフォーカスを当ててほしい
Q: 海くん「日本の世界はやらないのですか?」
マロー「日本の世界は君が生まれる前に実はやっているんだよ。(神河ブロックの最後である『神河救済』は2005年6月に発売されていて、13歳の海くんが産まれるより前です)でも、『神河』はストーリーでは7000年以上前の話なので、現代の生まれ変わった神河をやるのは面白いかなと思っているんだ。神河の人物やストーリーは今もマジックに関わっているよ。《実地研究者、タミヨウ》は神河の人物で、ゲートウォッチとともに戦っているね。また、神河とニコル・ボーラスには深い関わりもあるんだ」
ガヴィン「私は神河の大ファンなので、自分の作るセットには必ず密かに神河のカードを忍ばせているんだ。『統率者(2018年版)』には《虎の影、百合子》とかね」
マロー「私も『Unstable』(※2)に《Masterful Ninja》を入れたんだ」
※2 『Unstable』はマジックのジョークエキスパンションの3個目のセット。通常のトーナメントでは使用できませんが、ユニークなカードの多いセットです。日本でも英語版のみが発売されました。
マロー「このカードのイラストには忍者が隠れているが、まだ誰にも見つかっていないんだ」
このカード、発表されてから、現物でもかなり見たのですが、どこに忍者がいるのか私にも全く分かりません。
ここで、マロー氏から、質問です。
Q: マロー「もし、諸君がカードを作るなら、日本のセットに何を入れたいかな?」
アンバサダーたちからは「妖怪」や「たぬき」「桜」「蚊」なんて答えが出ました。他にも「なまはげ」や「寿司」なんかも。「寿司」がカード化されたらどんな感じなんでしょうかね?
ガヴィン「『神河』(ブロック)にはたくさんの伝説のクリーチャーが入っていた。それまでは、あれほど伝説のクリーチャーが入っているセットはなかった。そこから学んだことを生かして、『ドミナリア』で反映させたんだ」
子供たちにとっては、和風セットの『神河物語』があったことをそもそも知らないようです。無理もありませんが。
各種セットに、神河のカード(特に忍者)が入っていることや、神河をやり直したいと思っていることなどが語られています。
また、「日本のセットに何を入れたいか?」という逆質問に対して、子供たちからは色々な答えが返ってきました。
「日本のセットと言ったらこういうものが入っている」というイメージは重要です。
以前、日記に書いた通り、神河の教訓として「元ネタではなく、プレイヤーのイメージに忠実であるべき」というものがあります。
神河教訓 - トップダウン・デザインの手法
https://researchofkamigawa.diarynote.jp/201912061829517801/
そうした点を考えると、神河に再訪した場合に、ここに上がったものがカード化したとしても、なんら不思議ではないでしょう。
※1 ユースアンバサダープログラムについては以下の通りです。
企画記事 2018.8.17 ユースアンバサダープログラム2018・レポート:第1回 マジック25周年記念プロツアー見学
https://mtg-jp.com/reading/special/0030956/
そもそも、「ユースアンバサダープログラム」ってなんやねんって方もいると思いますので、まずはそこから。
趣旨は、
世界有数のゲーム出版社ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが手掛けた、世界最大級のプレイヤー数を誇る知的カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通して、世界を舞台に活躍することを目指す子どもたちを育成・支援するプログラム。
※こちら(https://yap-wizards.com/)より抜粋
ざっくり言うと、私たちが大好きなマジックを子どもたちにももっと知ってもらいたい。そして、せっかくだから、それを通じて多様なことを学んでほしいって感じですね。
テーマは、「世界と遊び、世界を学ぶ」!!
しかも、このプログラム、参加者は無料で米国ツアーに行けちゃうのです。
わおっ、太っ腹!
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