神河資料 - タミヨウの略歴など
各プレインズウォーカーを説明するページの、タミヨウの項目です。

タミヨウ - プレインズウォーカー
https://magic.wizards.com/ja/story/planeswalkers/%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%A8%E3%82%A6
略歴
実地研究の学者であるタミヨウがプレインズウォーカーとなった時、どんな力よりも手に入れたいと切望したのは、多元宇宙に潜在する知識でした。青の魔道士である彼女は力任せではなく、知識や防御、根気、その知性で目的を叶えようとします。

神河のムーンフォーク、あるいは空民と呼ばれる彼女の種族は、秘密主義でありながら探究心旺盛です。神河世界における超自然的な力に関する知識で空民に並ぶものはありません。プレインズウォーカーのタミヨウにとってはすべての新たな次元が未知なる知識の宝庫であり、ぜひともそれを手に入れて巻物にしたため、偉大なる空民の塔に納めたいと考えました。彼女は多元宇宙に散らばる多くのプレインズウォーカーとの関わりを保ちながら、旅の間に物語を収集しています。

タミヨウは特に、イニストラードとその銀の月の謎に心惹かれています。何周期にも渡って観測を続け、彼女は慎重にその影響を記録しました。獣人化の呪いや、吸血鬼が狂乱する度合いの変化などに月がどのような効果をもたらしているのか。好奇心に導かれるまま、彼女はやがて高名な天文術師であるジェンリクのもとを訪れ、何ヶ月も彼の無数の記録を分析し、自身の見解を加えていきました。

その後、イニストラードの守護天使がついにその世界へ帰還すると、タミヨウはその天使が土地や生物、月に与える影響についての長い論文を記しました。獄庫の性質、ウルフィーの誕生、グリフの出現、最近になって強化された結界の出自などが彼女の巻物に書かれていますが、そこには回答よりも多くの疑問が並んでいます。

ある日、タミヨウはこの次元のマナの流れがナヒリの活動によって操作されていることを発見します。自身の理論を確かめるべく、彼女は日誌を託してジェンリクをステンシアへと送り出し、またその間にも曲げられたマナの流れによる影響を調査し続けました。ジェンリクが早すぎる死を遂げた後、ジェイス・ベレレンがその日誌を発見します。彼はスレイベン大聖堂でタミヨウに遭遇した際にそれを返却し、そのまま二人のプレインズウォーカーはアヴァシンと戦いました。タミヨウはその大天使が破棄される様と、続いてエルドラージの巨人エムラクールが出現する様を目撃しました。彼女はエムラクールとの戦いにて危険をかえりみずゲートウォッチのプレインズウォーカー達に加勢し、その巨人をイニストラードの銀の月へ封じるために巻物の力で協力しました。

プレインズウォーカー・カード
《月の賢者タミヨウ》 『アヴァシンの帰還』
《実地研究者、タミヨウ》 『異界月』

関連するカード
《月の神秘家》 『アヴァシンの帰還』
フレーバー・テキスト:
「よかった、この世界は潮汐よりも月の力が強いことを学んでくれた。」
――月の賢者タミヨウ

《繁栄》 『統率者(2013年版)』
「本当の富とは、心の迷路の奥深くで見つかるものなのです。」
――月の賢者タミヨウ

訪れた次元
イニストラード
吸血鬼や狼男、ゾンビ、餓鬼の脅威に怯える人類の元に、かの天使はついに帰還した。しかし、彼女と同時に解き放たれた新たな災禍とは?

神河
物質世界と精霊世界が共存する次元で、何百年もの間、定命の者たちは精霊を信仰して平和に暮らしていた。突然、精霊たちが攻撃を仕掛けてくるまでは……。

味方や敵となるプレインズウォーカー
ジェイス・ベレレン
“神童”ジェイスの知識欲は危険なまでに際限を知らない。プレインズウォーカーとして究極の能力とも言える幻影、読心、記憶操作が可能。

チャンドラ・ナラー
衝動的で情熱にあふれ、気の短い炎の魔道士。増え続ける彼女の紅蓮術の呪文のごとく、彼女の怒りも爆発寸前にまで燃え盛る。

ニッサ・レヴェイン
美しく、誇り高い、冷酷無比の自然魔道士。エルフこそが多元宇宙のあらゆる次元を治めるべき種族だと考え、その実現を目指す。

プレインズウォーカー達の現状2015 更新日 Feature on 2015年 8月 19日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/20150819
物語と結末と 更新日 Magic Story on 2016年 5月 11日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160511
我はアヴァシン 更新日 Magic Story on 2016年 5月 18日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160518
エムラクール、来たる 更新日 Magic Story on 2016年 6月 22日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/emrakul-rises
約束されし終末 更新日 Magic Story on 2016年 7月 27日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20160727
解放 更新日 Magic Story on 2016年 10月 5日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/magic-story/20161005


略歴やプレインズウォーカー・カードを見る限り、『異界月』時点のものの様です。タミヨウは『灯争大戦』にも登場していますが、そのことについてはカードもストーリーも触れられていません。

関連するカードとしては、フレーバー・テキストに登場したものが紹介されています。もっとも、『異界月』まででも、ストーリー上で重要かつ自身の名を冠した《タミヨウの日誌》があるので、そちらを紹介する方が適切かと思いますが。

訪れた次元が、出身である神河と、ストーリー上重要な役割を果たしたイニストラード、というのは納得です。『灯争大戦』のことも反映されれば、ラヴニカも加わるでしょう。ただ、他のプレインズウォーカーも大勢ラヴニカを訪れたので、一々加筆しないかもしれません。

味方や敵となるプレインズウォーカーは、『異界月』時点でのゲートウォッチの面々です。ゲートウォッチの存在を多くの次元に知らせている、広報の役割を担っているので当然と言えます。一方で、イニストラードにいた他のプレインズウォーカー、ソリン、ナヒリ、ティボルト、アーリンなどとはあまり接点がないようです。また、アジャニとはゲートウォッチになる前から付き合いがありますが、出てきていません。この記事が書かれた時点ではそのような設定がなかったのでしょうか。

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