神河資料 - タミヨウ初登場
『アヴァシンの帰還』において、タミヨウが初登場した時の記事です。

THE WORLD OF AVACYN RESTORED 更新日 Feature on 2012年 4月 25日
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/world-avacyn-restored-2012-04-25
月の賢者タミヨウ
ムーンフォーク、あるいは空民と呼ばれる神河次元の住人は、秘密主義でありながら探究心豊かな人種である。 自らの次元の形而上的な力に関する彼らの知識は群を抜いている。 実地研究を専門とする学者のタミヨウにとって、プレインズウォーカーとなって多元宇宙へとつながる道筋を発見したことは、どんな夢よりも素敵な出来事となった。 彼女の眼にはどの次元も、巻物にしたためて偉大なる朧宮の塔に納めるべき、未開拓の知の宝庫に見えた。

タミヨウにとってすべての次元は他とは異なる謎を有している。そしてイニストラードの場合、その謎とは銀色の月であった。 タミヨウはイニストラードの月周期を何回にもわたって観察してきた。プレインズウォーカーとしての技能を使い、その周期が世界に向けて発する力の本質を探ろうと試みてきたのだ。 彼女は月が獣人の呪いに及ぼす効果を熱心に観察し、吸血鬼の狂乱の波に月がどう影響するかについての長大な記録を残した。 そしてその好奇心はやがて、高名なネファリアの天文術士ジェンリクのもとへと彼女を導いた。 タミヨウは彼の月長石の塔に籠り、何ヶ月ものあいだ星図を食い入るように見たり、この次元の生物や住人に対して月が及ぼす奇妙な力について、彼の知識に彼女自身の見解を加えたりした。

アヴァシンが戻った今、タミヨウはこの天使がイニストラードの土地やクリーチャーや月に与える効果についての理論を夢中になって組み立てている。 獄庫の本質、ウルフィーの誕生、グリフの出現、最近になって強化された結界の出自……これらはすべて、回答よりも疑問ばかりが並ぶ彼女の巻物に、更なる不思議として書き加えられている。


ゴシックホラー世界からは浮いた外見、神河出身と分かるネーミング、何の前振りもない唐突な登場。そのインパクトは小さくなかったと思います。

初登場の時点で、実地研究の学者であるキャラクターは確立されていました。この後の登場でもその部分は貫かれています。

現在でも登場する、貴重な神河要素がタミヨウです。そのため、タミヨウについて触れている記事はいくつもあります。これから、しばらくはタミヨウについての記述を取り上げていく予定です。

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