ジョークエキスパンション『Unstable』についての記事です。
翻訳記事その他 2017.11.16 殺しのメアリーと殺人ボット
https://mtg-jp.com/reading/translated/0029915/
忍術(の調整版)が『ラヴニカのギルド』のディミーアのメカニズム「変装」として再録を検討された、というのは前回の日記に書きました(神河資料 - 忍術とディミーア https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202002071842041105/)。
『ラヴニカのギルド』以前に、『Unstable』で既に忍術の調整版が再録されていたことがこの記事から分かります。
さらに興味深いことには、「将来のマジックのセットでこのカードの能力をもとにしたメカニズムが登場するのではないか」「きっとそう遠くない未来に面白いデザイン空間へたどり着くことでしょう」とあることです。調整版とは言え、忍術が他の次元でも登場するかもしれません。
《殺しのメアリー》の能力や「変装」は、忍術とは異なり、装備品や+1/+1カウンターを引き継げることがメリットですが、一方で弱体化オーラや-1/-1カウンターも引き継いでしまいます。このように他のメカニズムとの相性で強さが大きく左右されるので、登場するエキスパンションは選ぶかもしれません。
それでも、忍術を通常のセットでようやく見ることになるかもしれない、というのは楽しみなことです。
翻訳記事その他 2017.11.16 殺しのメアリーと殺人ボット
https://mtg-jp.com/reading/translated/0029915/
交換術
〈殺しのメアリー/Mary O’Kill〉がドラフトで魅力的なのはもちろんですが、私としては「将来のマジックのセットでこのカードの能力をもとにしたメカニズムが登場するのではないか」と期待できそうなところが大好きです。最高のデザイン空間というものは、しばしば難解な手段ではなくエレガントな方法でルールを破るところから生まれます。
そして〈殺しのメアリー/Mary O’Kill〉と殺人ボット/Killbotの交換は、マジックの領域移動という「ルール」を破っているのです。
通常、マジックのカードは効果を発揮する際に領域の移動が伴います。手札から移動し呪文となり、そこからまた墓地や追放領域、戦場へと移動するのです。
領域の移動によって、また別の効果が誘発することもあります。領域の移動とそれに対応する能力によって、どれだけの種類のプレイが生まれるのか、考えてみてください。
〈殺しのメアリー/Mary O’Kill〉とKillbotの交換は、対戦相手に対応する隙をほとんど与えず盤面の状況を一変させる「忍術」の完成形と言えるでしょう。抜け目ない開発部はこの効果を起動型能力にしたためスタックには置かれますが、きっとそう遠くない未来に面白いデザイン空間へたどり着くことでしょう。
忍術(の調整版)が『ラヴニカのギルド』のディミーアのメカニズム「変装」として再録を検討された、というのは前回の日記に書きました(神河資料 - 忍術とディミーア https://researchofkamigawa.diarynote.jp/202002071842041105/)。
『ラヴニカのギルド』以前に、『Unstable』で既に忍術の調整版が再録されていたことがこの記事から分かります。
さらに興味深いことには、「将来のマジックのセットでこのカードの能力をもとにしたメカニズムが登場するのではないか」「きっとそう遠くない未来に面白いデザイン空間へたどり着くことでしょう」とあることです。調整版とは言え、忍術が他の次元でも登場するかもしれません。
《殺しのメアリー》の能力や「変装」は、忍術とは異なり、装備品や+1/+1カウンターを引き継げることがメリットですが、一方で弱体化オーラや-1/-1カウンターも引き継いでしまいます。このように他のメカニズムとの相性で強さが大きく左右されるので、登場するエキスパンションは選ぶかもしれません。
それでも、忍術を通常のセットでようやく見ることになるかもしれない、というのは楽しみなことです。
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