神河資料 - ドラゴンサイクル
『運命再編』のプレビュー記事より、ドラゴンについてです。

Making Magic -マジック開発秘話- 2015.1.6 『運命再編』のひらめき その2
https://mtg-jp.com/reading/mm/0011840/


龍といえば、『タルキール覇王譚』では、狩り尽くされて絶滅していた。しかし1000年の昔、世界は龍で溢れていた。『運命再編』はそれを示す必要があったので、このセットには龍、ドラゴンが必要だった。最初にできたのが伝説のドラゴンのサイクルだった。このドラゴンたちこそが、後に氏族が象徴とした性質を持つ龍である。

これらの伝説のドラゴンは、それ自体を軸にしたデッキを組めると同時に、その性質を敬う氏族のデッキにも入るようにデザインされた。この5体の龍に注目してほしい。一言で言うと、非常に重要なのだ。

次はアンコモンのサイクルだった。単色で、よりリミテッド寄りにデザインされている。それぞれは6マナで4/4のドラゴンであり(無色4マナと有色2マナ)、それぞれがその色らしい能力を持っている。これらの龍は、リミテッドを支配するほどにはならず、かつ存在感を示せるようにデザインされている。

最後に、ドラゴンは赤の象徴なので、コモンのドラゴンも作られた。いかにもドラゴンという感じであり、多くのデッキでプレイできるが、リミテッド上で大問題を起こすことはないものである。このドラゴンはどんなものだろうか? それについては明日、Twitter上でプレビューすることになる。ご期待あれ。

こうなると当然出てくるのが、「赤以外の色のドラゴンとは何なのか」という質問だ。クリーチャー・タイプに関する市場調査の結果、もっとも人気の高いクリーチャー・タイプはドラゴンだった。そこで、我々は時折ドラゴンのサイクルを認めることにした(『レジェンド』『ミラージュ』『インベイジョン』『次元の混乱』『神河物語』)。そう頻繁にすることではないが、長い間には時々存在する特別なことなのだ。このブロックはこれらの特別な場所の1つだと感じられたので、全ての色にドラゴンが登場することになったのだ。このブロックのデザインの鍵を示す、これ以上のものはない。


ドラゴンと言えば、赤の象徴的なクリーチャーであり、ほぼ毎セットのように登場しています。

また、(サイクルであれば)赤以外にも作られることが許されている、数少ないクリーチャーでもあります。その一例が神河のドラゴン・スピリットサイクルです。

ドラゴンが特別にフィーチャーされているタルキールブロックはともかく、なぜ神河にドラゴンサイクルが作られたのか。理由の一つとしては、天使やハイドラやスフィンクスといった、他の色の象徴的なクリーチャーが神河の世界観では出せないので、その代わりということではないかと思います。

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