神河資料 - ミラディンと神河のパワーバランス
インフレに関する、デベロップメントの記事です。

Latest Developments -デベロップ最先端- 2013.8.19 カードパワーのインフレに対処する
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0004146/

適正なバランスを見つけ出す
我々がここ数年で試みていることは、マジックを全体的に、少なくともスタンダードを考慮して同じパワーレベルにすることです。これにより、1つのセットや1つのブロックがスタンダードにある他のセットよりも(例えば『ミラディン』ブロックと『神河物語』ブロック期の『ミラディン』ブロックや、『ローウィン』ブロックと『アラーラの断片』ブロック期の『ローウィン』ブロックのように)突出せず、また単純により多くのデッキが存在し以前の時代よりもはるかに多様性のある環境が作り出されました。もちろん我々はいくつかのカードで「強すぎ」たり「強さが十分でない」方向に向かうこともありますが、パワーレベルを安定させることによって、このフォーマットはそのようなカードの被害をそれほど受けないでしょう。


新しく発売されたセット程、カードパワーが高くなる、いわゆる「インフレ」はトレーディングカードゲームにはつきものです。商品販促を考えれば、そうなるのも自然なことではあります。

ただ、時として新しいセットの方が古いセットのパワーに劣る場合もあります。その一例として、神河ブロックやアラーラブロックの名前が出されました。

もっとも、カードパワーのインフレが行き過ぎれば、どこかで下方調整をせざるを得ないので、ある意味ではインフレと同様につきものとも言えます。

興味深いのは、神河ブロックはミラディンブロックよりカードパワーがほぼ純粋に下である一方で、アラーラブロックはローウィンブロックとはまた違った形でオーバーパワーなカードが多かったことです。ぶっ壊れでぶっ壊れを抑えていたが、ローテーションで片方が落ちたことで、残った方が暴れ回る、という構図だったとは何度か聞いたことがあります。

パワーカードの方向性を変える形で、インフレを起こさず、新セットも旧セットも使われるようにあってほしいものです。

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