神河資料 - 孤立的/Parasitic
開発部用語についての記事です。

Making Magic -マジック開発秘話- 2016.11.8 開発部語辞典2016
https://mtg-jp.com/reading/mm/0017925/

孤立的/Parasitic
自身の存在するセットあるいはブロックに特有のものを参照するという性質。『神河物語』の《恩義ある侍》は孤立的カードの好例である。このカードを最大限活用するには、デッキには『神河物語』ブロックにしか存在しないクリーチャー・タイプである侍を大量に入れなければならない。これの反意語は後方互換である。


特定の次元にしかいないような部族に関しては、仕方ない部分もあると思います。無理矢理、既存のクリーチャー・タイプに押し込めてしまっては、フレイバーが台無しになりかねません。

他にも、連繋(秘儀)が孤立的なメカニズムの典型例でしょう。侍はまだ、多相もちを使うことで一応シナジーを発揮できます。しかし、秘儀は神河ブロック以外に存在しませんし、呪文タイプを持たせるようなカードも存在しません。

もっとも、孤立的であることが常にダメという訳ではないようです。『カラデシュ』のエネルギー・カウンターも他のブロックでは登場しません。しかし、スタンダード環境での活躍もあってか、人気を得ました。

連繋にとって幸運だったのは、連繋(インスタントかソーサリー)とできることです。モダンホライゾンで登場した連繋(インスタントかソーサリー)が人気を集めれば、また連繋を目にすることはあるかもしれません。孤立的だった点を改良できた貴重な例と言えるでしょう。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索