霊気紛争のQ&Aからです。
Making Magic -マジック開発秘話- 2017.2.14 こぼれ話:『霊気紛争』 その2
https://mtg-jp.com/reading/mm/0018407/
MTGにおいては、色の役割の変更は何度も行われています。攻撃に対してマナを要求するのは、《プロパガンダ》はじめ青の役割でしたが、神河物語の《亡霊の牢獄》あたりから、白に変更されました。
ただし、《プロパガンダ》の効果をもつ白のクリーチャー《風生まれの詩神》が、神河物語よりも前(レギオン)に登場しています。神河物語の後に登場した派生カードの中にはクリーチャーもエンチャントも同程度いるので、こちらが最初の役割変更とも言えます。しかし、この時点では「白も青の役割を持てるようになったが、青に次ぐ二番手である」とも取れます。
《解呪》に対する《帰化》のように、全く同じ効果を違う色で行うことで、色の役割が変わったことを明確にする意図があったとするならば、《亡霊の牢獄》こそがターニングポイントとして相応しいと言えるのかもしれません。
Making Magic -マジック開発秘話- 2017.2.14 こぼれ話:『霊気紛争』 その2
https://mtg-jp.com/reading/mm/0018407/
Q.このセットに《プロパガンダ》を入れることは検討しましたか?
A.知らない諸君のために説明すると、《プロパガンダ》は『テンペスト』で初登場し、その後『統率者』セットで何度も再録されている。
『霊気紛争』で検討しなかった理由は、攻撃クリーチャーにコストを要求するメカニズムは既に青のものではなくなっているからである。何年も前に、コスト要求のほとんどを白に移動させていて、《プロパガンダ》の能力もその一環である。『神河物語』で初登場した《亡霊の牢獄》は白の《プロパガンダ》であり、この効果が新セットに必要であればこちらを使うことになるだろう。
MTGにおいては、色の役割の変更は何度も行われています。攻撃に対してマナを要求するのは、《プロパガンダ》はじめ青の役割でしたが、神河物語の《亡霊の牢獄》あたりから、白に変更されました。
ただし、《プロパガンダ》の効果をもつ白のクリーチャー《風生まれの詩神》が、神河物語よりも前(レギオン)に登場しています。神河物語の後に登場した派生カードの中にはクリーチャーもエンチャントも同程度いるので、こちらが最初の役割変更とも言えます。しかし、この時点では「白も青の役割を持てるようになったが、青に次ぐ二番手である」とも取れます。
《解呪》に対する《帰化》のように、全く同じ効果を違う色で行うことで、色の役割が変わったことを明確にする意図があったとするならば、《亡霊の牢獄》こそがターニングポイントとして相応しいと言えるのかもしれません。
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