神河資料 - 小型セットでの方向転換
『神河救済』では手札の枚数がテーマになったことについてです。

Latest Developments -デベロップ最先端- 2014.2.10 リミテッドでの色のペア・『神々の軍勢』版
https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0008474/

小型セットにおけるデザイナーとデベロッパーの仕事とは、物事を同じように感じさせる一方で、新しくも感じさせることです。過去に『フィフス・ドーン』、『アラーラ再誕』、『神河救済』などのセットで我々はリミテッドに劇的な変化を作り出したことがあり、そしてそれらは軒並み不人気でした。我々はブロックのリミテッドのテーマをより良く揃え、自然な進化を感じさせる方向へと向かいました。新旧『ラヴニカ』ブロックを見てみると――変化したものはかなりありますが、その変化は人為的と言うよりもセットの一部のような感じがします。我々は将来のセットがこの調子でもっと機能してほしいと願っています。


神河ブロック全体では、日本神話モチーフや伝説がテーマとなっていました。そこへ「手札の枚数」にスポットをあてるのは、いささか不自然な流れだと言えます。ではどうするのが良かったのか?と考えても中々いい考えは浮かばないのですが……。

1ブロック複数セット制のときは、テーマが「同じ」次元でどう「変化」をもたらすかが難しいようです。後続の小型セットは枚数が少ないので尚更です。そうしたこともあってか、ブロック制度はさまざまな変遷を経て、なくなりました。

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