前回はクレリックを取り上げました。そのクレリックと以前は一緒にされていた、他の職業についても見てみます。

ドルイドは、1枚しかないため、主要な部族と言えません。いなくなっても特に問題はないでしょう。

モンクは、仏教の僧侶、というイメージなので明確に区別できます。サイクルを除けば緑にしかいないので、緑の部族として継続します。

シャーマンについて見てみます。

シャーマン
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3

シャーマン/Shamanは、クリーチャー・タイプの1つ。原始宗教や精霊信仰における異能者。巫師とも。霊界と交わるなどの神秘的技能を持ち、予言や治療を行なうほか、時にはコミュニティの指導者の役割も勤める。

初出はミラディン。それ以前にもカード名にシャーマン/Shamanを含むカードはあったが、クリーチャー・タイプはクレリックやウィザードだった。それらは徐々に改定されていき、クリーチャー・タイプ大再編によって全てシャーマンのタイプが与えられた。神河ブロックでは大量に登場したほか、モーニングタイドにおいては部族としてピックアップされ、専用のデッキまで組まれるほどの活躍を見せた。

現在のマジックにおいては広義の「魔法使い」のうち、感情・本能など主に赤や緑のカラーパイに属するクリーチャーの職業という位置づけであり、システムクリーチャーを中心に多数のシャーマンが存在する。全色に存在するが、イメージ的にクレリックやウィザードと競合するため白や青では非常に少なく、ミラディン以前のものが大半を占める。


神河においては、黒赤緑の3色にまたがって存在しています。シャーマン全体の共通メカニズムというのはありません。「死亡する代わりに追放」という能力が何枚か与えられていますが、これは神河物語の赤だけです。そのため、シャーマンのイメージはあまりハッキリしていません。

先日紹介した、邪術師の話からすると、「白・青・黒・赤・緑」呪文の使い手を表すクリーチャー・タイプを「クレリック・ウィザード・邪術師・シャーマン・ドルイド」とするのが最近の方針には合うのかもしれません。ただ、ドルイドはもともとの枚数が少ないので、主要部族にするには違和感があります。

「神」が多く存在する神河においては、「呪文の使い手」というよりは、「神との関わり方」を表す側面として、これらの職業を考え直す方が良いかもしれません。

以前の神河では、神との戦いのために「神以外」が「神に対立するもの」とひとまとめにされてしまったので、「神との関わり方」についての差別化を出すいい機会と言えます。

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