神河自作 - 城砦の再録
以前、ふと考えたことのメモです。

和風(ファンタジー)と言えば城や神社や寺などがあります。それを表現するのに、城砦を使ってはどうか、という考えです。城砦の名の通り、「城」を表すにはもってこいでしょう。

持たせる能力としては、クリーチャー化が有力候補です。

フレイバー的な面で言えば、神河の場合はその建物にまつわる神が顕現する、とできます。

メカニズム的な面で言えば、神河の場合は土地をクリーチャー化するオーラ、源獣サイクルのリメイク、とみなせます。また、クリーチャー化は装備品ではまずやらない効果なので、装備品との差別化が可能でしょう。

マローのコラムでは、城砦について以下のように語られたことがあります。

再録機会:ありうる
《ダークスティールの駐屯地》

城砦は装備品をもとにして、クリーチャーでなく土地につくようにしただけのものだ。これは私がもっともよく質問されるミライシフト・メカニズムの1つである。最大の問題は、土地をエンチャントするオーラと城砦の間にそれほどの差がなかったことである。装備品とクリーチャーにつくオーラの最大の違いは、装備品はクリーチャーが死亡しても戦場に残り、他のクリーチャーに移すことができるということである。そのどちらも、土地につけられている場合にはそれほど魅力的ではない。土地はそうそう破壊されないし、城砦を別の土地に動かそうという理由もそれほど多いわけではない。それらにも増して、土地に持たせたいと思うような効果がそれほどないのだ。土地の機能によるものからも、土地を破壊しやすくしたくないという理由からも、強力なエンチャント系効果には制限がかかることになる。ふさわしい実装とこれらすべてが一体となるようなふさわしい世界を見つけることはあるかもしれないが、それは大穴と言わざるを得ない。

引用元
Making Magic -マジック開発秘話- 2020.8.4 バック・トゥ・ザ・『未来予知』(フューチャーサイト)
https://mtg-jp.com/reading/mm/0034247/


これについても、クリーチャー化であれば、土地のままであるよりも破壊されやすくなるので、付け替えや再利用できる城砦での意味がでて来るでしょう。

以下は、考えたカードです。

否命の社  (1)
伝説のアーティファクト — 城砦
城砦化している土地は「(T):(◇)を加える。このマナがスピリット・クリーチャー呪文のために使われたなら、あなたはあなたのライブラリーからスピリット・カードを1枚探し、それをあなたの墓地に置いてもよい。そうした場合、あなたのライブラリーを切り直す。」を持つ。
(1)(黒)(緑):城砦化している土地は、ターン終了時まで、「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたの墓地にあるスピリット・クリーチャー・カードの枚数に等しい。」を持つ黒であり緑であるスピリット・クリーチャーになる。それは土地でもある。
城砦化(1)


ちなみに、以前考えたネタを今になって唐突に記事にしたのは、Astral Guildのオリジナルカードスレのお題『サブタイプを持つアーティファクト』で、思い出したからです。

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