神河自作 - クリーチャーと連繋するスペル その1
連繋(クリーチャー)を持つインスタントかソーサリー(以下、スペル)を考えてみます。

ただ、クリーチャー呪文でも、スペルでも機能する書式は難しそうです。「この呪文は打ち消されない」のようなものであれば、問題ありませんが、そのようなものは限られます。

案1:場合分けする。
長く、ややこしいのではないかと不安です。
クリーチャー1体を対象とする。それに+1/+1カウンターを2個置く。
これがクリーチャー呪文である場合、それは代わりに「これは+1/+1カウンターが追加で2個置かれた状態で戦場に出る。」を持つ。

同じようなことを2度書くのは長くなるのが難点です。


案2:唱えた時の誘発型能力。
どちらでも機能しますし、おまけとして打ち消しに強くなります。ただ、ETBと違って自身を対象にできません。また、スペルで唱えた時の挙動が回りくどいというか不自然です。
あなたがこの呪文を唱えたとき、クリーチャー1体を対象とする。それに+1/+1カウンターを2個置く。



案3:割り切って、《常在精神》のように、連繋のみ。
マナコストがない変わったカードは、複雑さの観点から抑えた方が良いように思います。


案4:何も工夫しなくても実は問題ない。
例えば、オーラは「パーマネント呪文であり、かつ対象を取る」ものです。それと同様に、パーマネント呪文に対象を取る効果を直接つけても処理可能なのかもしれません。つまり、クリーチャーにスペルを連繋して唱えても、スペルの部分の処理をした後で、クリーチャーが戦場に出る、ということです。増幅や貪食のような「戦場に出るに際し~」という類の処理と同様になると思います。
もっとも、ルールに自信がないので、これでいいのか分かりません。


案5:後でスペルとして唱える。案4が問題ある場合の話です。
クリーチャー1体を対象とする。それに+1/+1カウンターを2個置く。
このクリーチャーが戦場に出たとき、あなたはこのクリーチャーに連繋されたカードを追放領域から唱えてもよい。
連繋(クリーチャー) [コスト],これを追放する。

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